検索
連載

【第2話】初心者でも大丈夫、3Dモデリングに挑戦してみよう!!3Dプリンタでデジタルモノづくりをはじめよう(2)(7/7 ページ)

中野ブロードウェイにある「あッ 3Dプリンター屋だッ!!」のN店長と大学生Y君との交流を通じて、パーソナル3Dプリンタを使いこなすためのハウツーを解説する連載。今回は「Autodesk 123D Design」を使って3Dモデリングに挑戦する!

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

最後の仕上げ

 だいぶテトラポッドらしくなってきましたね。最後の仕上げに角を少し丸めてみましょう。

 [Modify]メニューの[Fillet]コマンドを使います(図23)。ここでは例として「0.5」の丸みを付けてみました。



[Modify]メニューの[Fillet]コマンド
図23 角の丸み付けは[Modify]メニューの[Fillet]コマンドを使う

 最後に、それぞれの円すい台を1つに統合(グループ化)して完成です。グループ化には[Grouping]メニューの[Group]コマンドを使います(図24)。4つの円すい台を選択して、[Enter]キーを押せば完成です(図25)。

グループ化には[Grouping]メニューの[Group]コマンドを使う
図24 グループ化には[Grouping]メニューの[Group]コマンドを使う
完成したテトラポッド
図25 完成したテトラポッド

まとめ

Y君(笑)

やったー! できましたよN店長!!


N店長(笑)

うん。初めてにしては上出来だよ。3Dモデリングには正解はないから、自分のやりやすい方法でモデリングを楽しんでみると、新しい発見もあると思うよ!


Y君(普通)

はい! 今回学んだことをベースにいろいろなカタチにチャレンジしてみます!


N店長(普)

基本は、どんなカタチも基本形状にバラす“モデリング脳”だよ! これを意識すれば難しいカタチにもチャレンジできるさ。頑張れ、Y君!!


Y君(笑)

ありがとうございますっ!!!!





 テトラポッドのモデリングを通じて、モデリング脳の考え方や123D Designを使った基本操作をマスターしたY君。皆さんは理解できましたでしょうか。今回、学んだことをベースにすれば、いろいろなカタチに挑戦できるはずです。ぜひ、いろいろな作品作りに生かしてみてください。

 次回は「あッ 3Dプリンター屋だッ!!」にある3Dプリンタを使って、実際に3Dデータを出力してみたいと思います。3Dプリンタも自動車のように、メーカーごとに使い心地(乗り心地)が違います。その特性は実際に使ってみなければ分かりません。そんな深い部分もY君の体験を通じて皆さんにお伝えできたらと思います。それではまた次回お会いしましょう! (次回に続く)

つながる、広がる、モノづくり――。「3Dモデラボ」

3Dモデラボ
3Dモデルデータ投稿・共有サービス「3Dモデラボ」。3Dモデルデータを共有し、

モノづくりの楽しさをシェアしよう!!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る