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ジェイテクト、横形マシニングセンタにリアルタイム熱変位補正など新機能FAニュース

横形マシニングセンタ「FH630SX-i」用の新機能として、「リアルタイム熱変位補正機能」と対話プログラミングシステム「TAPROS-i」を追加。熱変位を低減し、加工プログラミングの作成が簡単になる。

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 ジェイテクトは2014年10月10日、横形マシニングセンタ「FH630SX-i」用の新機能として、「リアルタイム熱変位補正機能」と対話プログラミングシステム「TAPROS-i」を追加したと発表した。

 リアルタイム熱変位補正機能は、独自の高速演算プログラム、熱変位推定ロジック、位置制御ロジックを利用し、機械各部の実温度データと3Dモデルを基に、熱変形をCNC内部で解析する。

 リアルタイムで工具先端変位を算出して位置を制御。室温20℃変化で加工誤差最大8.5μmを実現し、市場の水準から半減させた。本機能により、空調設備がない環境でも安定した加工精度を保てるようになり、長時間の加工ワークでも熱変位を抑制、暖機運転レスでも加工開始できるという。

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リアルタイム位置制御

 さらに対話プログラミングシステム「TAPROS-i」によって、高品質の加工プログラムの作成が単純操作で簡単になり、操作画面の視認性や操作性も向上。また、使用工具・切削条件自動選択機能や、サイクルタイム短縮機能など、効率化プログラムの自動生成機能も搭載している。

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 価格は、FH630SX-i標準本体にリアルタイム熱変位補正機能とTAPROS-iオンマシンタイプを搭載して4950万円。年間120台を販売目標としている。

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