日本モレックス、薄型LED照明モジュール向けSMT電線対基板コネクタ発売:FAニュース
高さ4.20mmと低背で、電線の挿入・抜去が簡単にできる。同社のWire Trapコネクタと同じ終端方式が採用されており、安全な電気接触と高い電線保持力を持つ。1回路タイプと2回路タイプの2種類がある。
日本モレックスは2014年8月21日、薄型LED照明モジュール向けの「Lite-Trap SMT電線対基板コネクタシステム」を発表した。
同コネクタシステムは、高さ4.20mmと低背で、薄型LEDモジュールなどの小型機器用途に対応できる。これまで低背のコネクタは、1回限りの永久接続タイプが多かったが、同製品は電線の挿入・抜去が簡単にできる。そのため、LED照明のダウンライトや管状(ストリップ)ライトをはじめ、FA機器や民生用機器で、簡単な電線挿抜が必要とされる用途に適している。
さらに、低挿入力による接続ができる他、同社のWire Trapコネクタと同じ終端方式を採用。先端部の被覆を剥がした電線をコネクタに挿入することでゲート型のターミナルが押し開けられ、電線がターミナル内にロックされる仕組みになっている。
また、ハウジング上部にあるプッシュボタン式ラッチを押し下げると簡単に電線を取り外すことができる。治具を使わず簡単に取り付け・取り出しができ、安全な電気接触と高い電線保持力を持つ。
ラインアップは、1回路タイプと2回路タイプの2種類。最大定格電流は9.0Aで、電線サイズ(AWG)は18-24となっている。
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