5万円台で手に入る低価格パーソナル3Dプリンタ「CUBIS」登場:3Dプリンタニュース
プリンタスは、パーソナル3Dプリンタ「CUBIS(キュービス)」の注文受付を、2014年10月6日より同社ECサイトおよび楽天市場で開始したことを発表した。組み立て不要の完成品で、販売価格は5万9800円(税込)。
プリンタスは、パーソナル3Dプリンタ「CUBIS(キュービス)」の注文受付を、2014年10月6日より同社ECサイト「プリンタス 3D ストア」および「楽天市場」で開始したことを発表した。組み立て不要の完成品で、販売価格は5万9800円(税込)。初回入荷分30台限定で専用フィラメントをプレゼントする発売記念キャンペーンを展開する。
基本性能を落とさずに、大幅なコストダウンを実現。他のパーソナル3Dプリンタを下回る販売価格により、個人のモノづくりや3Dプリンタに興味のある幅広い層へアピールできる製品だという。
本体外形サイズは431×400×376mmで、重さ12.5kg。出力は、熱溶解樹脂積層方式を採用する。最大造形エリアは165×160×125mmで、積層ピッチは0.15〜0.4mm。シングルヘッドで、プリンタヘッドを支えるシャフトとシャフトの軸受けには、igus社製の部品を採用している。また、造形物が出力されるベッド部分にフィラメントの定着率をアップさせるための専用フィルムを標準で装備。破損や汚れが酷くなった場合には交換も可能だという。使用可能なフィラメントはABS樹脂とPLA(ポリ乳酸)。ABS樹脂のフィラメントは本体販売と同時に全13色をリリースする(1ロール500g、フィラメント径1.75mm。PLAは販売未定)。
対応OSはWindows XP以降、Mac OS X v10.6以降。印刷用ソフトウェアは「Repetier-Host」を採用する。PCとの接続用にUSBポートを用意する他、SDメモリーカードスロットも備える。3Dプリンタが解釈可能なGコードファイルを用意すれば、SDメモリーカードのみでも出力できるという。
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