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パーソナル3Dプリンタ「Cube 3」と「CubePro」シリーズの先行予約開始3Dプリンタニュース

イグアスは、米3D Systems社製パーソナル3Dプリンタ「Cube」「CubeX」の後継機種である「Cube 3rd generation」と「CubePro」シリーズの先行予約を2014年8月1日より開始した。

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 イグアスは2014年8月1日、米3D Systems社製パーソナル3Dプリンタ「Cube」「CubeX」の後継機種である「Cube 3rd generation」と「CubePro」シリーズの先行予約を開始したと発表した。出荷時期は同年9月下旬を予定。予約は、同社Webサイトの先行予約受付フォームから行え、同社ビジネスパートナー経由での販売が予定されている。年間販売目標は2000台。

 Cube 3rd generationは、本体サイズ335×338×280mm、重さ7.7kgのコンパクトなパーソナル3Dプリンタ。造形方式はPJP(Plastic Jet Printing)を採用する。デュアルヘッドを採用し、対応するフィラメント素材はPLA(ポリ乳酸)とABS。最小積層ピッチは0.07mm、最大積層ピッチは0.2mmで、最大造形サイズは152×152×152mmである。本体に搭載されているタッチパネルは日本語表示に対応。本体カラーはグレーとホワイトの2色で展開する。サポートOSは、Windows 7以降およびMac OSX 10.8以降で、プリントファイルのデータ転送はUSBメモリもしくはWi-Fiで行える。販売価格は16万円(税別)。ヘッド数が2つになったことで、複数色の造形物の制作が可能になった。また、従来よりも積層ピッチが細かくなったことで、滑らかな仕上がりを実現できるという。

「Cube 3rd generation」と「CubePro」シリーズ
(左)「Cube 3rd generation」と(右)「CubePro」シリーズ

 CubeProシリーズは、ハイグレードなプロ仕様のパーソナル3Dプリンタで、シングルヘッドの「CubePro」、デュアルヘッドの「CubePro Duo」、トリプルヘッドの「CubePro Trio」の3機種をラインアップ。いずれもCube 3rd generationと同じ、PJP方式を採用し、積層ピッチは0.07mm、0.2mm、0.3mmから選択できる。最大造形サイズは、CubeProが275×265×240mm、CubePro Duoが230×265×240、CubePro Trioが185×265×240で、対応するフィラメント素材は3機種共通で、PLA(ポリ乳酸)、ABS、ナイロンの3種類。本体サイズも3機種共通で566.7×581×606.4mm、重さは、CubeProが41kg、CubePro Duoが43kg、CubePro Trioが44kgと多少の違いがある。なお、サポートOSおよびプリントファイルのデータ転送は、Cube 3rd generationと同じ仕様となっている。販売価格は、CubeProが44万8000円、CubePro Duoが48万8000円、CubePro Trioが54万8000円である(いずれも税別)。

 Cube 3rd generationおよびCubeProシリーズの製品保証は1年間。保守対応は通常センドバック方式となるが、同社のビジネスパートナー経由で購入したCubeProシリーズの場合はオンサイトでの保守を受けられるという。

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