ニュース
オープンソースの3Dプリンタ「Prusa i3」の組み立て済み完成品を発売:3Dプリンタニュース
エイジアネットは、オープンソースの3Dプリンタ「RepRap」の標準的なモデル「Prusaシリーズ」の最新バージョンである「Prusa i3」を基に改良を施した「Lunavast Prusa i3 3Dプリンター」の組み立て済み完成品を販売する。
エイジアネットは2014年8月19日、オープンソースの3Dプリンタ「RepRap」の標準的なモデル「Prusaシリーズ」の最新バージョンである「Prusa i3」を基に改良を施した「Lunavast Prusa i3 3Dプリンター」の組み立て済み完成品の販売開始を発表した。
オンラインストア「LUNAVAST(ルナヴァースト)」から購入可能で、価格は7万4800円(税込)。同製品をユーザー自身が組み立てる「Lunavast Prusa i3 3Dプリンターキット」は、同年6月より先行発売されており、価格は5万9800円(税込)である。
造形方式は、熱溶解積層法を採用する。最大造形サイズは200×200×180mmで、積層ピッチは0.1mm。対応樹脂材料は、PLAとABS樹脂(1.75mm径)である。
同製品は、標準仕様のPrusa i3をベースに、プラスチック部品の強度向上、エンドストップスイッチの位置変更、Y軸ベルトの固定方法などを変更。ノズルにJ-Headを、コントローラーにArduinoとRamps 1.4を使用した3Dプリンタの入門に最適な仕様となっている。使用されているハードウェア、ファームウェア、推奨制御ソフトウェアは全てオープンソースとして公開されている。
動画 3Dプリンター Lunavast Prusa i3 PLAプリント(※出典:Lunavast)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- いまさら聞けない 3Dプリンタ入門
「3Dプリンタ」とは何ですか? と人にたずねられたとき、あなたは正しく説明できますか。本稿では、今話題の3Dプリンタについて、誕生の歴史から、種類や方式、取り巻く環境、将来性などを分かりやすく解説します。 - パーソナル3Dプリンタ「Cube 3」と「CubePro」シリーズの先行予約開始
イグアスは、米3D Systems社製パーソナル3Dプリンタ「Cube」「CubeX」の後継機種である「Cube 3rd generation」と「CubePro」シリーズの先行予約を2014年8月1日より開始した。 - 国内生産・日本語対応で安心な小型パーソナル3Dプリンタ「遊作くん」発売
ニッポーは、パーソナル3Dプリンタ「遊作くん」を2014年8月8日より販売すると発表した。国内生産による高い品質と日本語対応のソフトウェア、サポートにより、初心者でも安心して利用できるという。 - >>3Dプリンタ特集