ニュース
サムスン電子が韓国に新たな半導体工場を建設:工場ニュース
サムスン電子は韓国のピョンテク(平沢、Pyeongtaek)にある同社のコドク(高徳、Godeok)産業団地内に、新たな半導体製造工場を建設する。
韓国サムスン電子は2014年10月6日、韓国のピョンテク(平沢、Pyeongtaek)にある同社のコドク(高徳、Godeok)産業団地内に、新たな半導体製造工場を建設する覚書に調印したことを発表した。
新たな半導体製造工場の建設予定地は79万m2で、2015年前半に建設を開始。2017年後半の操業を予定している。総投資額は約15.6兆ウォン(約1.6兆円)。
同社では新しい製造工場により、既に同社拠点のあるキフン(器興、Giheung)、ファソン(華城、Hwaseong)と今回のピョンテクとで、半導体クラスターを構築し、さらなる半導体の進化に取り組んでいく方針だとしている。
FAメルマガ 登録募集中!
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「アップル、サムスン以外はみんな危機」再生請負人が見た民生電機
アリックスパートナーズは、民生用電子機器市場に関する調査結果を発表し、同業界の56%の企業が財務上危機的な状況にあり、業界全体が危機を迎えているという見通しを示した。 - レタスを作る半導体工場!? 植物工場は製造業を救う切り札になるのか
「半導体生産からレタス生産へ」驚きの業態変化を遂げた工場がある。富士通セミコンダクターの会津若松工場だ。富士通では植物工場へのICT提供などを行ってきたが、ついに自ら野菜生産に乗り出し、2014年2月から低カリウムレタスの出荷を開始する。製造業およびICT企業としてのノウハウを野菜生産に注入する植物工場は、製造業が託すべき未来になるのか。現地取材を通してレポートする。 - サムスンになれなかった日本の製造業
自社の製品開発戦略をしっかり把握しているでしょうか? 製品開発・生産技術の効率化を追求していたとしても、しっかりとした戦略とマネジメント意識がなければ意味がありません。本連載では、マネジメント技術としてのライフサイクル管理を考えていきます。