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キヤノンITS、エンジニアリングデータ管理システム「FullWEB」の取り扱いを開始製造ITニュース

さまざまな部門でデータの再利用が可能で、検索を主体にしたコンテンツデータ管理ができる。文書管理・図面管理の基本機能を搭載した「FullWEB」と、部品表管理などのPDM機能を強化した「FullWEB-PDM」の2種類をラインアップ。

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 キヤノンITソリューションズは2014年9月17日、コネクテッドが開発したエンジニアリングデータ管理システム「FullWEB」の販売を開始したと発表した。

 製造業の設計・製造部門には、CADソフトの設計情報データから画像データ、オフィス系のドキュメントまで、さまざまなコンテンツデータが混在している。これらのデータを管理し、他部門と共有・再利用することで、生産効率・業務効率の向上が期待されるが、データ検索やデータ形式の違いなどの問題があった。

 FullWEBは、さまざまな部門でデータの再利用ができるエンジニアリングデータ管理システム。検索を主体にしたコンテンツデータ管理ができる他、CAD連携、タブレット・多言語にも対応している。また、操作性が高く、高度なセキュリティ機能を持つ。導入時の設定も容易で、エンジニアリングデータ管理システムとして十分な機能を持ちながら比較的安価なため、既に電機・機械・自動車業界の大手企業を中心に400社以上の導入実績があるという。

 ラインアップは、文書管理・図面管理の基本機能を搭載した「FullWEB」と、部品表管理などのPDM機能を強化した「FullWEB-PDM」の2種類。FullWEB-PDMは、他にBOM管理・自動採番機能・流用設計管理・設計変更管理・製品構成管理・タスク/プロジェクト管理・出図管理などの機能がある。

 希望小売価格(税別)は、FullWEB サーバ(5CAL付き)が350万円、FullWEB-PDM サーバ(5CAL付き)が750万円。同社では、設計・製造業務の効率化を目指す企業に対して導入を提案し、3年後には1億5000万円の売り上げを目指すとしている。

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エンジニアリングデータのワンソース・マルチユース化

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