マツダ、アクセラのガソリン車の一部を改良――安全装備が充実した最上位機種も:先端安全装備を標準搭載
マツダは、同社の主力車種である「アクセラ」のガソリンエンジン車の一部に改良を加えるとともに、同車種の1.5l(リットル)のガソリンエンジン車に自動ブレーキなどの先端安全装備を標準搭載した「15S Touring」を追加すると発表。
マツダは2014年8月7日、同社の主力車種である「アクセラ(海外名:Mazda3)」のガソリンエンジン車の一部に改良を加えるとともに、同車種の1.5l(リットル)のガソリンエンジン車に自動ブレーキなどの先端安全装備を標準搭載した最上位機種「15S Touring」を追加すると発表した。同年9月1日より販売する。
15S Touringは、日本の自動車メーカーの1.5lクラス車では初となるさまざまな機能を搭載。中高速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で回避・軽減する「スマート・ブレーキ・サポート」や、時速30〜100kmの範囲で自動追従走行を可能にする「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」、走行時に必要な情報を表示して視線移動や焦点調節を最小限にする「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」などの先端安全装備が標準搭載されている。
その他のグレードについては、「15S」に「スマート・シティ・ブレーキ・サポート&AT誤発進抑制制御」と「自動防眩ルームミラー」が追加された。「20S Touring」と「20S Touring L Package」には、これまでディーゼルエンジン車専用の機能であった「ハイ・ビーム・コントロールシステム」と「車線逸脱警報システム」装備され、「20S」には「クルーズ・コントロール」が標準搭載となった。
今回の改良で価格に変更があった車種は以下の通り。 ガソリンエンジン車の「15C」、ハイブリッド車の全機種、ディーゼルエンジン車の全機種に装備・価格の変更はなかった。
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