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マツダ「アクセラ」の世界累計生産が400万台に、10年7カ月で達成:「ファミリア」「カペラ」の記録を更新
マツダは、主力車種である「アクセラ(海外名:Mazda3)」の累計生産台数が400万台を達成したと発表した。生産開始から10年7カ月での達成は、これまでの同社の最短記録である「ファミリア」の21年を大幅に更新するものだ。
マツダは2014年2月25日、主力車種である「アクセラ(海外名:Mazda3)」の累計生産台数が同年1月22日に400万台を達成したと発表した。
アクセラは、「ファミリア」の後継として、2003年6月に初代モデルの生産を開始。2009年6月発表の2代目モデルを経て、2013年11月には3代目モデルを市場投入している。生産開始から10年7カ月での累計生産台数400万台の達成は、同社の最短記録になるという。
これまでマツダが、累計生産台数400万台を達成している車種には、ファミリアシリーズと「カペラ」がある。達成までの期間は、ファミリアシリーズが21年、カペラが26年9カ月だった。アクセラは、ファミリアの約2倍の早さで達成したことになる。
120以上の国と地域で販売されてきたアクセラは、マツダの年間販売台数の約30%を占める基幹モデルである。マツダ防府工場(山口県防府市)、中国の長安マツダ汽車、タイのオートアライアンスに加えて、2014年1月に量産を開始したメキシコのマツダデメヒコビークルオペレーションの4拠点で生産中だ。
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