新型「デミオ」の外観はほぼ「跳」、「マツダコネクト」も採用:車両デザイン
マツダは、新型「デミオ」の外観や内装を公開するとともに、防府第1工場(山口県防府市)での生産を開始した。2014年秋から日本で販売を開始し、その後グローバル導入を進める方針。
マツダは2014年7月17日、新型「デミオ(海外名:Mazda2)」の外観や内装を公開するとともに、防府第1工場(山口県防府市)での生産を開始したと発表した。新型デミオは、2014年秋から日本で販売を開始し、その後グローバル導入を進める方針。価格や燃費、詳細な仕様などは明らかになっていない。
同社を代表するコンパクトカーであるデミオのフルモデルチェンジは、2007年7月発売の3代目モデル以来、約7年ぶりとなる。1996年の初代モデル発売から、グローバルで240万台以上を販売しているという。
新型デミオは、2011年発売の「CX-5」、2012年発売の「アテンザ」、2013年発売の「アクセラ」に続き、新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動」を全面的に採用した車両の第4弾となる。SKYACTIVでは、新開発の排気量1.5l(リットル)のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」の採用に注目が集まっている。同社は、「ハイブリッド車、軽自動車を除く、内燃機関搭載車として最高のモード燃費を目指す」(同社)としている(関連記事:新型「デミオ」が“最高燃費”へ、1.5lクリーンディーゼルを搭載)。
今回初公開した外観は、2014年3月開催の「第84回ジュネーブ国際モーターショー」で発表した小型車のコンセプトカー「マツダ跳(HAZUMI)」のデザインをほぼそのまま継承している(関連記事:「マツダ跳」は野生動物が跳躍するイメージ、小排気量クリーンディーゼル搭載)。
内装関連では、アクセラから導入している新世代の車載情報機器「Mazda Connect(マツダコネクト)」を採用。この他、小型車ながら運転支援システム「i-ACTIVSENSE」も採用する方針である。
なお、2014年7月19日から、東京・六本木を皮切りに全国7都市(東京、大阪、仙台、札幌、名古屋、広島、福岡)で新型デミオの展示イベントが行われる予定だ。
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