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BMWとダイムラーがEV向けワイヤレス充電で提携、出力3.6kWで効率は90%電気自動車

BMWとDaimler(ダイムラー)が、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)向けワイヤレス充電システムの開発で提携。試作車に出力3.6kWのシステムを搭載し、90%以上の充電効率を確認したという。

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BMWの試作車の受電コイルと駐車スペース側の送電コイルの位置合わせを行っている様子

 BMWとDaimler(ダイムラー)は2014年7月8日(欧州時間)、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)向けワイヤレス充電システムの開発で提携すると発表した。試作車に出力3.6kWのシステムを搭載し、90%以上の充電効率を確認したという。

 3.6kWという出力であれば、二次電池パックの容量が7.1kWhのPHEV「BMW i8」であれば2時間以内で満充電になる。また、他の一般的なPHEVでも3時間程度で済むという。ただし、21.8kWhと大容量二次電池パックを搭載するBMW i3のようなEVの場合は、充電に時間がかかり過ぎる。このため出力7kWのシステムも開発しているという。

 なお、車両とワイヤレス充電システムの間での制御信号のやりとりには無線LANを用いている。

左の図は、BMWとダイムラーが共同開発しているワイヤレス充電システムの構成。右の写真は、BMWの試作車の受電コイルと駐車スペース側の送電コイルの位置合わせを行っている様子(クリックで拡大) 出典:ダイムラー、BMW

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