セナの最速ドライビング再現コンテンツが「カンヌ国際広告祭」グランプリを獲得:モータースポーツ
ホンダは、アイルトン・セナのドライビングを映像や3D CGで体験できるコンテンツ「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」が、「第61回カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(カンヌ国際広告祭)」のチタニウム&インテグレーテッド部門でグランプリを受賞したと発表した。
ホンダは2014年6月23日、アイルトン・セナのドライビングを映像や3D CGで体験できるコンテンツ「Sound of Honda/Ayrton Senna 1989」が、「第61回カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(カンヌ国際広告祭)」のチタニウム&インテグレーテッド部門でグランプリを受賞したと発表した。この他の7部門と合わせて合計15の賞を受賞したという。
カンヌ国際広告祭は、広告やコミュニケーション活動に関連するフェスティバルのうち、世界3大広告賞の1つとされている。第61回目の今回は、世界中から3万7000件以上のエントリーがあったという。
グランプリを受賞したチタニウム&インテグレーテッド部門は、刺激的かつ全く新しい次元を切り開く斬新なアイデアや統合キャンペーンの先端性を評価する部門である。また、前年比で応募数が39%増加したサイバー部門(デジタル分野での画期的なアイデアを評価する部門)でも、ゴールドを2つのカテゴリー(クラフト/ストーリーテリング、ブランデッドテック インストレーション/エギジビット)で、シルバーも2つのカテゴリー(クラフト/イノベーティブユース オブ テクノロジー、インラインビデオ/ビデオ/プログラム)で受賞している。
ホンダは2013年7月、1989年10月に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリにおいて、アイルトン・セナが「マクラーレン ホンダ MP4/5」に搭乗して鈴鹿サーキットの世界最速ラップ(当時)記録した際の走行データ(アクセル開度やエンジン回転数、車速の変化など)を基に、セナのドライビングを音と光で楽しめる映像として作成(関連記事:アイルトン・セナの最速ドライビングを楽しめる! ホンダが音と光の映像を公開)。
続いて2013年9月には、セナの最速ラップのエンジン音や走行軌跡を、3D CGによる映像でさまざまな視点から体験できるWebコンテンツ「3D-View」を公開している(関連記事:アイルトン・セナのF1ドライビングを3D CGで再現、ホンダが「3D-View」を公開)。
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