アイルトン・セナの最速ドライビングを楽しめる! ホンダが音と光の映像を公開:モータースポーツ
ホンダは、1989年10月に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリでアイルトン・セナが「マクラーレン ホンダ MP4/5」に搭乗して走行したデータを基に、セナのドライビングを音と光で楽しめる映像を作成した。
ホンダは2013年7月25日、1989年10月に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリでアイルトン・セナが「マクラーレン ホンダ MP4/5」に搭乗して走行したデータを基に、セナのドライビングを音と光で楽しめる映像を作成したと発表した。インターナビのWebサイト「dots lab by internavi」で公開されている。
この映像の作成に当たっては、1989年のF1日本グランプリ予選でセナが鈴鹿サーキットの世界最速ラップ(当時)をたたき出した際に記録された、実際のアクセル開度、エンジン回転数、車速の変化などの走行データを解析。世界最速ラップ1周分のエンジン音を再現したという。さらに、実際の鈴鹿サーキットのコース上にスピーカーとLEDライトを設置し、セナの最速ラップをエンジン音と光の演出で再現した。
なおこの映像は、ホンダがセナの世界最速ラップの走行データを最新の技術によって緻密に再現し、新しい体験を生み出すために進めている「Ayrton Senna 1989」プロジェクトの取り組みの1つとして作成された。
この他、往年のホンダ車のエンジン音を「iPhone」で気軽に無料で楽しめるアプリ「Sound of Honda」に、マクラーレン ホンダ MP4/5のエンジン音を追加した。このアプリは、カーオーディオにiPhoneを接続することで、車載スピーカーからエンジン音を聞くことができる他、iPhoneの加速度センサーなどで感知した情報を基に、車両の走行状況に応じて音が変化する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ホンダのF1復帰はハイブリッド化する新型「NSX」投入の布石か
2015年からF1に復帰するホンダ。同社がかつての「マクラーレン・ホンダ」時代に発売したスポーツカー「NSX」も、ハイブリッドシステムを搭載した新モデルとして復活し、2015年から量産される予定だ。 - 英国のEVレースカーが世界最速を達成、2014年開催のFormula-E参戦に向けデモ
英国のレーシングチームであるDrayson Racingは、車両重量1000kg以下の電気自動車(EV)レースカーで世界最速となる時速204.185マイル(約328.6km)を達成したと発表。その様子が映像で公開されている。 - 電気自動車のF1「Formula E」が2014年に開幕、第1戦はリオデジャネイロ
電気自動車(EV)フォーミュラカーのレースである「Formula E」が2014年に開幕する。第1戦は、ブラジルのリオデジャネイロでの開催が決まった。