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アドバンテックとインテル、FAなどの用途想定のIoT向けゲートウェイ製品を発表FAニュース

既存のインフラストラクチャ設備やデバイスを置き換える必要なく、すぐに使用できる。手のひらサイズで、豊富なI/O拡張機能も備える。Intel Atom デュアルコア E3826 1.46GHz搭載。

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 アドバンテックは2014年5月14日、インテルと共同で、広範囲温度対応ファンレス組み込み のIoT(モノのインターネット)向けゲートウェイ製品「UTX-3115」を発表した。発売は同年6月末の予定。

 UTX-3115は、Intel Gateway Solutions for Internet of Things(IoT)を組み込んだ製品。Linuxやセキュリティ機能、管理機能などを搭載し、すぐに使用できることが特長となっている。既存のインフラ設備やデバイスを置き換える必要もなく、IoT製品の導入を簡素化できる。また、Wi-Fiや4Gを介して安全にデータを集約・共有し、フィルタリングや解析も可能となる。ファクトリーオートメーション(FA)やスマートビルディング、物流・環境モニタリングなどの用途を想定している。

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UTX-3115

 プロセッサはIntel Atom デュアルコア E3826 1.46GHzを内蔵。幅13.85cm×奥行き11.64cm×高さ3.598cmの手のひらサイズで、−20〜60℃の幅広い温度で動作する。豊富なI/O拡張機能を備え、センサーやデータ集約用の制御端末に接続できるシリアルポートとギガビットLANポート、USB3.0ポート、USB2.0ポートを搭載している。また、ハーフサイズのminiPCIeスロットとフルサイズのminiPCIeスロットも搭載。Wi-Fiの他、3G/4G専用WWANネットワークにも対応している。

 さらに、アドバンテックSUSIAccessも搭載し、一元化されたコンソールでリモートサイトから複数のシステムをチェックし、遠隔管理することが可能。建物内のすべてのセンサーやアクチュエータデバイスを制御・監視し、異常なエネルギー分布があった場合には警告を発することもできる。

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