ニュース
富士機械製造と浜井産業、生産設備「DLFn」用の歯車加工モジュールを共同開発:FAニュース
モジュール型生産設備「DLFn(ドルフィン)」に搭載するためのモジュール。歯車加工を含む全自動生産ラインを構築できる。直感的なHMI(ヒューマンマシンインタフェース)を搭載。
富士機械製造は2014年5月8日、浜井産業と共同で、モジュール型生産設備「DLFn(ドルフィン)」に搭載する歯車加工用「ホブモジュール」の開発を開始したと発表した。
DLFnは、同社が2013年9月17日に発表した自動車部品などを量産加工するための生産設備。省スペースでありながら、多彩なモジュールの組み合わせによって生産性の高いラインを構築できる。既に旋盤モジュールと測定モジュールが発売されている。
今回開発するホブモジュールは、規格化されたプラットフォームに搭載可能で、歯車加工を含む全自動生産ラインを構築できる。また、さまざまなモジュールを違和感なく操作できる直感的なHMI(ヒューマンマシンインタフェース)を搭載している。
関連記事
- 村田機械、射出成形機用フルクローズド金型制御システムを発売
耐環境性に優れた位置センサーモジュールを採用し、金型の開き量を常に±3μm以下に制御できるようになったという。 - 三菱重工、完全NC化の7軸で歯車を加工するギヤシェーパを発売
逃し動作機構を日本で初めてNC化し、さらにヘリカルギヤ加工時のねじれ運動も世界で初めてNC化した。多様で高精度な歯切り加工が簡単・自在にできる。 - アドバネクス、船橋電子を子会社化――精密ばね事業を拡大
金属プレス加工分野の優れた加工技術を取り込み、技術領域の拡大を図る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.