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日立製作所とサウジのWJCO、ガス絶縁開閉装置事業の合弁会社を設立FAニュース

ガス絶縁開閉装置の設計から組み立て、据え付け、販売などを行う。変電所における設計から調達、建設、保守などの工程を一括して担当。

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 日立製作所は2014年5月4日、サウジアラビアの財閥・Juffali傘下のWalid Ahmad Juffali Company(WJCO)と、ガス絶縁開閉装置事業の合弁会社を2015年1月に設立することで合意したと発表した。

 合弁会社の社名は「Hitachi T&D Systems Saudi Arabia(仮称)」。資本金は約11億円で、日立が51%、WJCO社が49%を出資する。主にガス絶縁開閉装置の設計から組み立て、据え付け、販売などを行う他、変電所における設計から調達、建設、保守などの工程を一括して担当する。

 日立は、グローバル市場における電力流通事業の拡大を目的に、製造やエンジニアリングの事業会社をアメリカや中国、シンガポールなどに設立し、グローバルな事業展開を推進してきた。今回、サウジアラビアにおいても、友好関係にあるJuffaliグループのWJCOをパートナーとして、ガス絶縁開閉装置を主体とした電力流通事業に取り組む。

 なおこの事業は、一般財団法人・中東協力センターの「日本・サウジアラビア産業協力事業」の支援対象となっている。

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