特集
墨田区から日本のモノづくりを活性! 新モノづくり拠点「GarageSumida」と「MEW」:新しいモノづくりの形とは(2/2 ページ)
墨田区の助成金プロジェクトで採択された新モノづくり拠点「Garage Sumida(ガレージスミダ)」と「MEW(ミュー)」の2拠点が公開された。これら拠点では、さまざまな人たちを巻き込んだ新しいモノづくりの形を模索する。
皮カバンづくりを体験しよう「MEW」
丸ヨ片野製鞄所によるレザーラボのMEWは、廃業になった自動車整備工場を改修した拠点だという。裁断や皮スキ、コバステといったカバンづくりにおける10以上工程が体験できるという。子どもから大人まで誰でも革職人体験ができる拠点を目指す。利用は予約制で、1時間当たり1000円〜を考えているとのことだ。
今、皮カバン職人も若手不足であり、技術伝承や人材育成が課題だという。MEWでは「若手職人のインターン受け入れ」「カバン製造専門学校の学生支援」「教育と産業観光との連携(修学旅行やキッズプログラムの拠点)」の3事業を展開する。
丸ヨ片野製鞄所も、浜野製作所と同じくアウトオブキッザニア in すみだで、革作家体験プログラムを実施している。こちらはMEWの活動とは別で、今後も実施していくということだ。
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