リコール起こるその前に、コベリティのコード診断で全てを知る:ESEC2014 開催直前情報
製品のクラッシュや誤動作、セキュリティ脆弱性の原因となるソフトウェア不具合を、開発段階で自動検出するテストソリューションを手掛けるコベリティ。「第17回 組込みシステム開発技術展(ESEC2014)」では、展示に加えて無料のソースコード品質診断も実施する。
2014年5月14〜16日の3日間、組み込みシステム開発に必要なハードウェア/ソフトウェア/コンポーネントや開発環境が一堂に集結する「第17回 組込みシステム開発技術展(以下、ESEC2014)」が開催される。
ESEC2014の開催に先立ち、組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ESEC2014の特設ページを開設。来場予定者に向け、注目企業の見どころ情報を事前にお届けする。会期中・会期後も速報やリポート記事を掲載していく予定だ。
今回取り上げるのは、製品のクラッシュや誤作動、セキュリティ脆弱性につながるソフトウェアの致命的な不具合を自動検知する開発テストソリューションを提供するコベリティの出展内容。ESEC2014来場前の情報収集に役立てていただきたい。
2014年のテーマは「ソースコードがすべて答えてくれます」
コベリティはESEC2014で、主要製品の中から組み込みソフトウェア開発で定評のある「Coverity Quality Advisor/Coverity Security Advisor」「Coverity Test Advisor」「Coverity Policy Manager」の3製品を展示する。
展示のテーマは「Listen to your code. ソースコードがすべて答えてくれます」――。開発段階で致命的な不具合を発見することで、リコールなどのリスクを軽減するソリューションを提案する。
不具合検知から解決までをトータルでサポート
Coverity Quality Advisor/Coverity Security Advisorは、独自の静的解析検証エンジンによって高速にソースコードを解析し、組み込みソフトウェアに内在する不具合を洗い出すソリューションだ。定評のある不具合管理機能によって、不具合発生の根本原因を発見する。
派生開発における不具合の拡散を突き止められる他、不具合の管理、解決に至るまでのトータルな開発ワークフローをサポートするという。
機能テストの優先順位を自動で通知
Coverity Test Advisorは、(1)単体テスト実行のカバレッジ情報、(2)構成管理システムからのコード変更情報、(3)コード変更に影響を受ける他のコードの情報(自動的に解析)の3点を基に、テストポリシーに違反した箇所を検出。組織・プロジェクト内で共有可能とするソリューションだ。優先的に機能テストを行うべき箇所を特定、自動通知するため、開発時間の短縮化に寄与する。
プロジェクトやチーム単位でのポリシー管理をサポート
Coverity Policy Managerは、開発組織で一貫したセキュリティおよびテストのポリシー定義を行うソリューション。プロジェクトとチーム全体にわたり、リスク領域を可視化できる。
なおコベリティでは、オンサイトで無料のコード品質診断も行っている。興味のある方は展示会場で問い合わせてみてはいかがだろうか(※)。
(※)初出時、展示会場でコード診断を行うと表記していましたが、正しくは「オンサイトで無料のコード品質診断も行っている」でした。お詫びして訂正いたします。
第17回 組込みシステム開発技術展(ESEC2014)
会期 | 2014年5月14日(水)〜16日(金) |
---|---|
時間 | 10:00〜18:00(16日(金)のみ17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
コベリティ・ブースNo. | 西 5-20 |
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