山洋電気はリニアサーボシステム「SANMOTION」の新ラインアップを2014年1月31日に発表。コア付フラットタイプとコア付ツインタイプのラインアップを拡充した。
新製品は、同じ定格推力のコア付リニアサーボモータでは業界最小サイズだとしている。同社従来品と比較して、コア付フラットタイプは58%、コア付ツインタイプは35%サイズを縮小した。
また、重量も同じ定格推力のコア付リニアサーボモータでは業界最軽量だという。同社従来品と比較して、コア付フラットタイプは53%、コア付ツインタイプは56%コイル質量を軽量化しており、装置の高速化、低振動化に貢献する。
推力密度は、同社従来品と比較して、コア付フラットタイプは207%、コア付ツインタイプは161%向上した。
半導体製造装置、FPD製造装置、チップマウンタ、ボンダ、搬送装置などの用途を想定している。
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