マクラーレンが新たなスーパーカー「650S」を開発中、ジュネーブで披露:車両デザイン
McLaren Automotiveは、スイス・ジュネーブで2014年3月に開催される「第84回ジュネーブ国際モーターショー」において、最新のスーパーカー「McLaren 650S」を世界初公開すると発表した。
McLaren Automotiveは2014年2月12日(欧州時間)、スイス・ジュネーブで開催される「第84回ジュネーブ国際モーターショー」(一般公開日2014年3月6〜16日)において、最新のスーパーカー「McLaren 650S」を世界初公開すると発表した。
McLaren 650Sは、2011年4月に発売した「McLaren MP4-12C」と、2013年3月の「第83回ジュネーブ国際モーターショー」で発表され、生産予定台数の375台が既に売り切れている「McLaren P1」(関連記事:世界最高のスーパーカー「McLaren P1」は最強のプラグインハイブリッド車だった)の間に位置付けられるスーパーカーである。車両の詳細は、第84回ジュネーブ国際モーターショーのプレスデーである2014年3月4日の正式公開に向けて順次発表していく予定だ。
“650S”という数字の意味するところは明らかになっていない。しかし、McLaren MP4-12Cに搭載されているV型8気筒ツインターボエンジンの最高出力が、発売当初の600ps(441kW)から、2012年7月にオープンカーモデルの「McLaren MP4-12C Spider」を投入した際に625ps(460kW)に引き上げられたことを考慮すると、最高出力を650ps(473kW)に高めた新型エンジンを搭載している可能性がある。
「ITmedia Virtual EXPO 2014春」の基調講演にMcLaren Automotiveが登壇
2014年2月18日〜2014年3月7日に開催されるバーチャルイベント「ITmedia Virtual EXPO 2014春」の基調講演には、McLaren Automotiveの技術開発・製品開発を統括してきた、McLaren TechnologyのCTOを務めるディック・グローバー氏が登壇する。ご興味をも持たれた方はぜひ、ITmedia Virtual EXPO 2014春に登録(無料)していただき、グローバー氏の講演に耳を傾けてほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 世界最高のスーパーカー「McLaren P1」は最強のプラグインハイブリッド車だった
McLaren Automotiveの「McLaren P1」は、最新のF1レースカーの技術を結集して開発されたスーパースポーツカーだ。大排気量のツインターボエンジンと、KERS(運動エネルギー回生システム)などに活用さている電動システムを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載している。外部電源を使って充電できるので、プラグインハイブリッド車でもある。 - 「マクラーレンP1」がニュル周回で7分切りに成功、「918スパイダー」に並ぶ
Mclaren Automotiveは、同社の最新スーパーカー「McLaren P1(マクラーレンP1)」が、ドイツのニュルブルクリンク北コースの周回記録で7分を切ったと発表した。その際の走行映像も公開されている。