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頓智ドット、アプリックスのBeaconモジュール「BM1」を全面採用iOS 7の新機能「iBeacon」活用

頓智ドットは、同社の位置情報ソーシャルサービス「tab」の来店回数を自動カウントする「あしあと」機能の性能向上のため、アプリックスIPホールディングス(アプリックス)の低価格Beaconモジュール「BM1」を全面採用したことを発表した。

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BM1

 頓智ドットは2013年12月19日、同社の位置情報ソーシャルサービス「tab」の来店回数を自動カウントする「あしあと」機能の性能向上のため、アプリックスIPホールディングス(以下、アプリックス)の低価格Beaconモジュール「BM1」を全面採用したことを発表した。

 気になる店舗など、行ってみたいスポットを写真と位置情報で共有するtabは同年9月20日より、Apple(アップル)の「iOS 7」で新たに追加された近距離無線通信技術「iBeacon」を利用して、店舗への来店回数を自動でカウントする機能(あしあと機能)を提供している。サービス開始以来、iBeaconの発信機としてiOS 7デバイスを利用していたが、Beacon電波を発信するためには常に前面でアプリケーションを動作させている必要があり、安定的な運用が難しかったという。さらに、電源の確保や端末コストが店舗側の負担となり大規模展開の障壁になっていた。

Beaconモジュール「BM1」
アプリックスのBeaconモジュール「BM1」

 こうした課題を解決するため、頓智ドットはアプリックスのBM1を採用。BM1は1つ当たり300円程度と低価格で、iOS 7端末の他、「Beacon SDK for Android」を利用することでAndroid端末向けBeaconとしても使用可能なBluetooth Low Energy対応モジュール。電池による長時間駆動、置くだけ・貼るだけの設置の容易性に加え、導入後もiOSアプリケーションから設定変更が行えるなどの特長を備える。

 また、国際標準化機関認定登録局から発行された識別番号と米国の国立標準技術研究所(NIST)が認定した暗号化方式などを組み合わせて独自開発した高度なセキュリティ機能(電子認証など)を備え、なりすましや不正アクセスなどを防止し、安全・安心なプッシュ型O2O(Online to Offline)サービスを展開することが可能だという。

 頓智ドットはBM1を内蔵した「あしあとボックス」を各店舗に設置することで、あしあと機能の性能向上と利用拡大を目指す。既に、渋谷パルコでの設置が決まっており、今後、あしあと機能を利用している法人に対して順次展開していく予定である。

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