世界最大のHUD搭載コックピット、デンソーが考える未来のドライブを体験可能:東京モーターショー2013
デンソーは、「第43回東京モーターショー2013」において、同社が考える未来のドライブを体験できる「インタラクティブ・コミュニケーション・コックピット」を展示する。同コックピットは、世界最大サイズのヘッドアップディスプレイ(HUD)を搭載している。
デンソーは2013年11月14日、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。
同社は、「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい。」を出展テーマに、安心・安全および環境分野の製品、技術を幅広く展示する。
安心・安全分野のメイン展示は、「ぶつからないクルマ」の実現を目指した各種運転支援システムを通じて、デンソーが考える未来のドライブを体験できる「インタラクティブ・コミュニケーション・コックピット」である。同コックピットは、さまざまなセンサーを駆使したセンシング技術と、メーターをはじめとする車の走行に必要な情報提供を行うためのHMI(Human Machine Interface)技術を組み合わせた体感型の展示となっている。画像センサー/ミリ波レーダー/レーザーレーダーや、車車間/路車間をはじめとする各種通信技術を用いて車両周辺の状況を把握し、運転中のドライバーにリアルタイムでさまざまな情報提供を行える。
例えば、建物や障害物に隠れて見えない車両や歩行者など運転中に気が付きにくい危険について、世界最大サイズのヘッドアップディスプレイ(HUD)を使ってフロントガラス上に表示して注意を促す(関連記事:デンソーのヘッドアップディスプレイ、17インチに大画面)。また、ドライバーの体調チェックなども行える。
環境分野では、ディーゼルエンジン関連の最新開発事例として、インジェクタごとに噴射量やタイミングを制御できる「i-ART(intelligent-Accuracy Refinement)」を組み込んだ、燃料噴射圧力が最大2500気圧のコモンレールシステムを展示する(関連記事:「世界最高圧」のコモンレール、デンソーが2013年発売のディーゼル車に納入へ)。
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