ピンクは「クラウン」だけじゃない、三菱ふそうが女子力高めのトラックを公開:東京モーターショー2013
三菱ふそうトラック・バス(以下、三菱ふそう)は、「第43回東京モーターショー2013」において、“女性の 女性による 女性のためのトラック”「キャンター エコ ハイブリッド Canna(カンナ)」を参考出品する。
三菱ふそうトラック・バス(以下、三菱ふそう)は2013年11月8日、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。
同社の出展テーマは「いっしょにつくろう!」。従来の技術中心の展示ではなく、新たな試みとして、B(三菱ふそう) to C(一般来場者) to B(顧客)を実現する内容とするため、「さまざまな体感、体験を通して、トラックやバスをもっと身近に感じてほしい、もっと理解してほしい」(同社)という思いを込めた展示になっている。
この出展テーマに合わせて公開する参考出品車が、“女性の 女性による 女性のためのトラック”「キャンター エコ ハイブリッド Canna(カンナ)」である。三菱ふそうの女性社員有志が、同社のブランドや、トラックのイメージアップをはかるために立ち上げた「キュート・トラックプロジェクト」のもと、そのシンボルトラックとして、女性の目線でデザインした小型ハイブリッドトラックだ。
この他、アジア・アフリカ向けの戦略車である中型トラック「FI」を国内初公開する。小型トラック「キャンター」のキャビンおよび中型トラック「ファイター」の足回りを用いる「ダイムラー・トラック技術プラットフォーム」をベースに開発した車両で、新開発のディーゼルエンジン「4D37型」(排気量:3,907?、最高出力125kW、最大トルク520Nm)と6速マニュアルトランスミッションを搭載する。
「エアロクィーン Premium Cruiser」は、バスツアーにおける快適性を追求した大型観光バスである。通常は55人乗りの定員に対して、航空機のビジネスクラスと同等サイズの1人掛け独立シートを13席配置。ゆとりのある座席配列とした。
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