インテル、吉田和正氏が代表取締役社長を退任。後任は江田麻季子氏:企業動向
米Intelの日本法人であるインテルは、吉田和正氏が社長職を辞し、新たに、Intel セミコンダクター(アジア・パシフィック地域統括)でマーケティング&コンシューマー・セールス担当ディレクターを務めていた江田麻季子氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。
米Intelの日本法人であるインテルは2013年10月10日、吉田和正氏が社長職を辞し、新たに、Intel セミコンダクター(アジア・パシフィック地域統括)でマーケティング&コンシューマー・セールス担当ディレクターを務めていた江田麻季子氏が代表取締役社長に就任したことを発表した。
江田氏は、Intel セールス&マーケティング統括本部 副社長も兼任。一方、約10年間、代表取締役社長を務めてきた吉田氏は年内にインテルを退社する予定だという。
江田氏は、米国ペンシルバニア州トーマス・ジェファーソン大学病院やペンシルバニア大学ヘルスシステム、JMRBリサーチ・インターナショナルなどで、マーケットリサーチ・アナリストとして活躍。2000年、マーケットリサーチ・マネージャーとしてIntelへ入社した。マーケティング本部長を務め、ブランド、マーケティング・キャンペーン、デスクトップPC、モバイル、組み込みおよびサーバ製品のマーケティング部門と法人営業部門を統括。その後、幾つかのマーケティング部門長を歴任し、直近では、アジア・パシフィック地域において、ブランドおよびプロモーションに関する全てのマーケティング戦略立案と実施における総責任者を務めていた。現在48歳。
今回、社長職を辞任し、年内の退社を表明した吉田氏は、大学卒業後、1984年にIntelに入社し、マイクロコンピューター製品マーケティング事業部に配属。その後、インテル・アーキテクチャー営業統括本部長、通信製品事業本部長、コンシューマ・デスクトップ製品事業部マーケティング部長などを歴任し、2003年6月から社長として、日本におけるインテルのセールス&マーケティングを統括してきた。
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