ニュース
「レクサスRX」じゃない新型「ハリアー」の外観デザインを公開、2013年冬発売:車両デザイン
トヨタ自動車は、2013年冬発売予定の新型SUV「ハリアー」のエクステリアデザインを公開した。3代目となる新型ハリアーは、「レクサスRX」とは異なる車両として開発しているという。
トヨタ自動車は2013年7月24日、同年冬発売予定の新型SUV「ハリアー」のエクステリアデザインを公開した。
新型ハリアーは、1997年発売の初代、2003年発売の2代目に次ぐ3代目のモデルとなる。歴代ハリアーに受け継がれているリヤピラーを傾斜させた独自のサイドビューなどのデザイン要素を踏襲。この他、先進的かつダイナミックな造形を付与することで、新型ハリアーにふさわしい、スピード感のある流麗さと力強さを両立したエクステリアに仕上げたという。
また、高級クロスオーバーSUVとして知られるハリアーの価値を高めるため、装備の充実や高い快適性を実現。2代目に続き、ハイブリッドモデルもラインアップに加えた。
「レクサスRX」とは別車両に
ハリアーという車両名は、グローバル高級車ブランド「レクサス」の大型SUV「レクサスRX」を、トヨタ自動車ブランドで国内展開する際に用いられてきた。しかし、2009年1月にレクサスRXが3代目にフルモデルチェンジした際に、国内市場でもレクサスRXとして販売されることになった。その後も、ハリアーは2代目モデルの販売が続けられたが、現在は生産中止となっている。
トヨタ自動車によると、3代目となる新型ハリアーは、レクサスRXとは異なる車両として開発しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- トヨタがグローバル車に「キーンルック」デザインを採用、新型「オーリス」から
トヨタ自動車は、新型「オーリス」から、グローバル展開する車両のフロントフェイスに「キーンルック」と呼ぶ新たなデザインを採用する。世界中どこでもトヨタ車と分かる新たな“顔”の導入により、車両デザインの改革を進めていく方針だ。 - トヨタが北米向け「レクサスRX」の生産をカナダに集約、九州の生産規模は維持
トヨタ自動車は、北米市場向けのSUV「レクサスRX」の生産をカナダのTMMCに集約する方針を発表した。レクサスRXの主力工場であるトヨタ自動車九州は、北米市場向け以外のレクサスRXの生産を続けるとともに、全面改良した「レクサスES」などで生産規模も維持する。 - 累計販売台数500万台の内訳に見る、トヨタ製ハイブリッド車の知られざる歴史
トヨタ自動車は、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が、2013年3月末時点で500万台を突破したと発表した。そのほとんどは「プリウス」と、プリウスとともに進化してきたハイブリッドシステムである「THS」や「THS II」、「リダクション機構付きTHS II」を搭載する車種だ。しかし、これらの他にも、知られざるハイブリッドシステムが存在する。