特集
研究者しか買えない「ルンバ」や忍者ロボットが大集合――実に面白いロボット技術:フォトギャラリー「ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展」(3/3 ページ)
2013年7月3〜5日の3日間、東京ビッグサイトで開催されたロボット技術の国際見本市「ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展」では、数多くのロボット関連技術を見ることができた。多数の写真でその模様をお届けしよう。
レスキューとシロアリ防除のハイブリッドロボ!?(アサンテ)
住宅の床下に潜り込んでシロアリ防除作業を行う移動型ロボット「ミルボIV(お助けロボ ミルボIV)」。高照度ライトや小型ハイビジョンカメラ、薬剤の噴射口などを搭載。床下の状況に合わせてタイヤを交換できる。「コントローラボックス」と有線接続されており遠隔で操作が行える
>>関連記事:コンセプトは「レスキュー」と「シロアリ退治」――実用化目指すシロアリ防除ロボット「ミルボIV」
骨格構造を参考にしたロボットハンドと自動ページめくり機(ダブル技研)
ダブル技研のロボットハンド「D-Hand」のデモの様子。D-Handは、人体の骨格構造を模擬し、複数の圧力センサーを用いることなく、各関節への力を分散させてバランスを保ちながらモノの形状に沿うように屈曲動作を行い、把持(しっかりと持つことが)できるロボットハンドである。会場では、リンゴやバナナといった果物、風船、ペットボトル、コップなどさまざまなモノを把持し、移動するデモを実演していた
こちらは、ダブル技研の自動ページめくり機「りーだぶる3」のデモの様子。体の不自由な方が読書をする際に利用するもので、ローラーにより、親指と人差し指で1枚ずつページをめくるように本を読むことができる。オプションのスタンドと組み合わせることで、さまざまな姿勢で読書を楽しむことが可能。価格は36万2250円(税込) ※画像クリックで拡大表示
>>関連記事:何でもつかめるロボットハンドから寝たまま本が読める自動ページめくり機まで、ダブル技研
ロボット開発の最前線
あらゆる技術の集大成といわれる「ロボット」をテーマに、産業、レスキュー、生活支援/介護分野などにおけるロボット開発の実情や、関連する要素技術、研究開発、ロボットコンテスト、ロボットビジネスの最新動向などをお届けする。
関連記事
- 何でもつかめるロボットハンドから寝たまま本が読める自動ページめくり機まで、ダブル技研
ダブル技研は、東京ビッグサイトで開催された「ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展」に出展し、ロボットハンド「D-Hand」や、自動ページめくり機「りーだぶる3」の展示デモを披露した。 - コンセプトは「レスキュー」と「シロアリ退治」――実用化目指すシロアリ防除ロボット「ミルボIV」
シロアリなどの害虫防除サービスなどを手掛けるアサンテは、「ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展」に出展し、実用化に向け試作開発したシロアリ防除ロボット「ミルボIV(お助けロボ ミルボIV)」の展示デモを披露した。 - ヒューマノイドロボ「NAO」の日本語能力を高める音声合成エンジン「AITalk」
仏アルデバラン・ロボティクス(Aldebaran Robotics)は、「ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展」に出展し、同社の自律型ヒューマノイドロボット「NAO」で新たに強化された日本語機能に関するデモンストレーションを披露した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.