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ハンドジェスチャーや3Dスキャナー機能をフル活用!? 「Kinect for Windows コンテスト 2013」開催商用化の可能性を探る

東京エレクトロン デバイスは、マイクロソフトのモーションセンサーデバイス「Kinect for Windows」を活用したアプリケーション/サービスのアイデアを競う技術コンテスト「Kinect for Windows コンテスト 2013」の開催を発表した。

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Kinect for Windows コンテスト 2013

 東京エレクトロン デバイスは2013年6月12日、マイクロソフトのモーションセンサーデバイス「Kinect for Windows」を活用したアプリケーションの可能性を探る技術コンテスト「Kinect for Windows コンテスト 2013」の開催を発表。同日、エントリー受付を開始した(前回の最終選考会のレポートはこちら)。

 本コンテストは、個人、学生/企業問わず、広くアイデアを募り、Kinect for Windowsを活用したシステムおよびサービスの商用化や組み込み機器化の可能性を探ると同時に、新たな需要・市場の創出を目指すものである。今大会からアイデアの商用化を支援すべく、作品応募者と作品に興味がある企業とをつなぐ“マッチングサイト”の立ち上げも計画中とのことだ。

Kinect for Windows コンテスト 2013の告知
Kinect for Windows コンテスト 2013

 Kinect for WindowsとKinect for Windows SDKを用いることで、人体の各部位の3次元位置情報や距離、音声などを利用したアプリケーションを容易に開発することができる。2012年2月の発売以来、Kinect for Windowsは、家庭用据え置き型ゲーム機「Xbox 360」用のKinectセンサーとは異なり、Windows搭載デバイスと組み合わせた“商用利用”が可能なことから、その可能性に注目が集まっている。今大会では、2013年3月にリリースされたSDKの最新バージョン「Kinect for Windows SDK v1.7」が利用できるため、ハンドジェスチャー(Kinect Interactions)や3Dスキャナー機能(Kinect Fusion)などを活用したアイデアも期待できそうだ。

「Kinect Fusion」の紹介

 同コンテストの作品応募締め切りは、2013年8月26日。参加者は、期日までに応募用紙、作品説明書、デモ動画の3点を提出する必要がある。参加資格は前述の通り、学生、企業問わず、個人でもチームでも参加できる。一次選考の結果発表は同年9月5日だ。

 同年9月19日に開催される最終選考会(場所:新宿パークタワー S棟24階 パークルーム)では、一次選考通過者らがプレゼンテーションと作品展示を行い、実用性や革新性(独創性)、将来性などの観点から審査・採点が行われ、グランプリを選出する。グランプリには賞金100万円が贈呈される他、アイデア賞、技術賞、奨励賞などの副賞も予定している。

 なお、コンテストは一般公開され、無料で観覧することが可能だ(要事前登録)。参加・観覧に興味のある方は冒頭で紹介した公式Webサイトを確認してほしい。

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