特集
今夏発売のハイブリッド車の技術がずらり、謎の新キャラ「コリオリくん」も登場:人とくるまのテクノロジー展2013 フォトギャラリー(2/3 ページ)
自動車技術の展示会「人とくるまのテクノロジー展2013」では、富士重工業の「XVハイブリッド」、日産自動車の「パスファインダー」、ホンダの「アコード ハイブリッド」といった2013年夏発売のハイブリッド車のハイブリッドシステムが勢ぞろいした。これらを含めて、興味深い展示をピックアップしてフォトギャラリー形式で紹介する。
岡山県発の電気自動車も
岡山県内の部品メーカーなど16社と産学官が連携して推進している「おかやま次世代自動車技術研究開発プロジェクト(OVEC)」の試作電気自動車「OVEC-ONE」(左)。三菱自動車の「ギャラン フォルティス」を改造した。SIM-Driveの技術を応用して独自開発したインホイールモーターを4輪に搭載しており、最高出力は180kW(45kW×4)に達する。インバータも独自開発した。リチウムイオン電池パックの容量は32kWhである(クリックで拡大)
ボッシュの薄型インバータ+DC-DCコンバータユニット「INVCON2.2」。従来は上下方向に積み上げていたインバータとDC-DCコンバータを、横方向に並べて薄型化したことが特徴。これにより車両の床下に設置しやすくなった。容積も20%程度削減できているという。欧州の自動車メーカーが2013年後半以降に発売するハイブリッド車に搭載される予定だ(クリックで拡大)
アイシン化工による構造用接着剤のデモ展示。新型の「レクサスLS」や「レクサスIS」に採用された。スポット溶接だけを使用する場合と比べて、スポット溶接と構造用接着剤を併用すると曲げ剛性を高められる。このため、より薄い鋼板を使用できるので軽量化が可能になる(クリックで拡大)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.