オリジナル3Dキャラクターが受付案内、「レイコ」が心を込めて対応します:ESEC2013
ゼロソフトは、「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)」で、オリジナル3Dキャラクターが受付案内業務を代行する、スマートオフィス受付案内システム「レイコ」を披露した。レイコの“心を込めた”受付案内を映像で紹介しよう。
ゼロソフトは、「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)」(2013年5月8〜10日、東京ビッグサイト)において、オリジナル3Dキャラクターが受付案内業務を代行する、スマートオフィス受付案内システム「レイコ」を披露した。
同社は、前回のESEC2012において、Future Tech Labと共同開発中の、3Dキャラクターを用いたパートナー型インタフェース「Ai-gent」を展示している(関連記事:インテル入ってる充電スタンド? パートナー型インタフェースと会話を楽しもう)。今回披露したレイコは、Ai-gentに用いた、3Dキャラクターと会話などでコミュニケーションしながら機器を操作するためのアルゴリズムやデータベースを基に開発した。
システム構成は以下のようになっている。受付に設置するタブレット端末と、各社員が持つスマートフォンに専用アプリを組み込む(Androidを使用)。これらを無線LANで通信接続した上で、各Androidスマートフォンの内線番号とIPアドレスを対応付けて呼び出せるSIP(Session Initiation Protocol)サーバを用意する。これで受付のタブレット端末から、内線電話で各社員を呼び出すことができる。
受付に設置したタブレット端末の前に来訪者が移動すると、搭載カメラを使った顔認識機能で検知し、オリジナル3Dキャラクターのレイコが自動的に受付案内を始める。レイコは、インターネットの情報を基に最新ニュースなどを知らせることもできる。販売予定価格は5万円からとなっている。
展示ブースでは、レイコの受付案内の様子を確認できるデモンストレーションが行われていた。
ちなみに、3Dキャラクターのレイコは23歳の入社2年目で、血液型はA型のふたご座生まれ。趣味はお菓子作りで特技はダンスなど、かなり細かく設定されていた。
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