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デンソーが製品開発の中核拠点を刷新、新試作棟を約74億円で建設:40年の歴史を持つ試作工場を代替
デンソーは、新製品の設計や試作、生産設備の開発を行うための新試作棟を、本社敷地内(愛知県刈谷市)に建設する。40年以上前に建設した試作工場の代替となる。2014年6月から順次稼働を始める予定だ。投資金額は約73億5000万円。
デンソーは2013年4月22日、新製品の設計や試作、生産設備の開発を行うための新試作棟を、本社敷地内(愛知県刈谷市)に建設すると発表した。4月中に着工し、2014年5月に完成、同年6月から順次稼働を始める予定だ。投資金額は約73億5000万円。
今回発表した新試作棟は、40年以上前に建設された、本社敷地内にある試作工場の代替となる。鉄骨6階建てで、延べ床面積は4万3300m2。収容人員は約1000人である。試作棟の各階層は、間仕切りのない大部屋空間とする計画だ。これにより、新製品の開発/設計、試作、生産技術を担当する技術者や技能者の間での緊密な連携をとりやすくして、技術開発力の強化につなげたい考えだ。
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