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大解剖! スターターモーターの仕組みいまさら聞けない 電装部品入門(5)(3/3 ページ)

自動車のエンジンが動作する状態まで回転数を高めるのに必要な電装部品がスターターモーターである。今回は、スターターモーターの基本的な動作の仕組みについて詳しく解説しよう。

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スターターを構成する部品

 さて、スターターの動作の仕組みを一通りご理解いただいたところで、スターターとスターターを構成する各部品の実物を写真で紹介しておきます。

プラネタリ式スターター
プラネタリ式スターター
ピニオン
ピニオン
アーマチュアコイル
アーマチュアコイル
プラネタリギヤとマグネットスイッチ部
プラネタリギヤとマグネットスイッチ部
ブラシとアーマチュアコイル
ブラシとアーマチュアコイル

 今回の冒頭でお見せしたスターターは、20年前の車両に用いられていたリダクション式スターターです。一方、ここで示したプラネタリ式スターターは、最近の車両に用いられています。明らかにコンパクトになっていることが一目でお分かりいただけると思います。もちろん、重量も大幅に軽くなっています。


 次回も引き続きスターターについて解説します。お楽しみに!

プロフィール

カーライフプロデューサー テル

1981年生まれ。自動車整備専門学校を卒業後、二輪サービスマニュアル作成、完成検査員(テストドライバー)、スポーツカーのスペシャル整備チーフメカニックを経て、現在は難問修理や車両検証、技術伝承などに特化した業務に就いている。学生時代から鈴鹿8時間耐久ロードレースのメカニックとして参戦もしている。Webサイト「カーライフサポートネット」では、自動車の維持費削減を目標にしたメールマガジン「マイカーを持つ人におくる、☆脱しろうと☆ のススメ」との連動により、自動車の基礎知識やメンテナンス方法などを幅広く公開している。



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