マイコン世代がシビれ! 憧れた! 幻の機能「スプライト」と「BG」:プチコンで始めるBASIC新世代育成“虎の穴”(2)(4/4 ページ)
公式Webサイトでおなじみの4人組と一緒に、「プチコンmkII」によるBASICプログラミングを学ぶ連載。今回は、80年代の2Dゲーム全盛期に大活躍した「スプライト」と「BG」について学んでいきます。理解を助けるサンプルプログラムのQRコードも掲載!
当時の悔しさを晴らすプチコンmkII
「レガシー」と言われてしまうと便利なBG面もかたなしですが、“キャラクター単位なら、マップチップのように管理しやすい”という理由もあって採用されている点を、ハカセのためにも付け加えておきましょう。
さて、このようになかなかの伝統を持つスプライトとBGですが、実はアクションに特化したゲーム機ならともかく、BASIC世代のハードウェアではサポートされていないことも多い“幻(憧れ)の機能”でもありました。数少ない採用例では、今でもファンの多い「MSX」シリーズが有名でしょうか。
プチコンmkIIでは当時の悔しさを晴らすためか、高速でカラフル、回転拡大やパラパラアニメに衝突判定(スプライト)、矩形範囲コピーやパターン塗りつぶし(BG)など、あるとウレシイ機能も付いています。
では最後に、今回のBASICトークのススメをお届けします。マイコン世代の上司の心を奮わせる言葉といえば?
今回のBASICトークのススメ
リピート・アフター・ミー
「初代MSXの単色スプライトも、味があって結構いいっすね!!」
もしかすると、マイコン世代の上司から「フム。もしも当時『MSX2』レベルのスプライトが実装されていれば、歴史は変わっていたかもしれんぞ!」なんていう言葉が返ってくるかもしれません。正直、建設的な会話ではありませんが、そんなコミュニケーションを楽しみたい方は、ぜひこの言葉を上司に投げ掛けてみてください(責任は持ちませんが……)。いや、いっそのことプチコンmkII(本家Webサイト)でプログラムを組んで、直接見せるのも手かもしれませんね。では、次回お会いしましょう! (次回に続く)
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