マイコン世代がシビれ! 憧れた! 幻の機能「スプライト」と「BG」:プチコンで始めるBASIC新世代育成“虎の穴”(2)(1/4 ページ)
公式Webサイトでおなじみの4人組と一緒に、「プチコンmkII」によるBASICプログラミングを学ぶ連載。今回は、80年代の2Dゲーム全盛期に大活躍した「スプライト」と「BG」について学んでいきます。理解を助けるサンプルプログラムのQRコードも掲載!
夢の最新マシンで動くBASICのミリョク
「プチコンmkII」は、ニンテンドーDSi/3DSという夢の最新マシン(?)に、“20年以上昔の設計思想で作られたBASIC言語を搭載してみる”という単なるもの好きなのか、大真面目なのかよく分からないことを実現したソフト(関連記事)です。
では、具体的に20年前のBASICと何が変わったのでしょうか。
最新マシンだから当然ハイスペックなのか? それとも、昔の言語だから大したことはできないのか? どちらもあり得そうな話ですね。
例えば、プチコンmkIIのプログラムでは、基本的に「ポリゴン」を使えません。
これだけ聞くと「な〜んだ。やっぱり大したことないのか!」と思うかもしれません。しかし、一方で、DSi/3DSのマシン性能により、かつてのマイコンの制限を超える量のキャラクターが扱えるようになっているのです。こうしたことから「あらやだ、“意外に”ハイスペック!」という見方もできるかもしれません。
で、結局、スゲエのかスゴくねえのか、どっちなんだヨ?
読者の想像に任せてイイ感じに避けたところを……。えらくザックリと聞いてきよるのう。
かつてのBASIC自体に『ポリゴン』を扱う命令がなかったにしろ、今の時代に“ない”というのはどうなんでしょう。この際、新たにサポートしてもよかったのでは?
果たしてそうじゃろうか。ポリゴンオブジェクトをモデリングし、テクスチャーを張り付けする工期のスゴさ……。オヌシら、知らんとは言わせぬぞ!
まぁ、普通に作ろうとしたら、デザイナーもツールもそれなりのレベルのものは必要になるよね……。
個人でお手軽に、そして、通勤電車の中でも成り立つプログラミング環境が『プチコンmkII』じゃからな! 高いハードルよりも、低い跳び箱じゃよ。
だからって、できるプログラムが低レベルじゃしょうがねえゼ! 2D専用の言語で遊ぶだけの価値はあんのか?
そうじゃな……。『それならば、ワシの作った“この”プログラムを見てもらおうか!』(キリッ!!)。
――と言いたいところじゃが、むしろ動画などをWebで検索した方が手っ取り早いかのう。
……。
……。
……。テメエ、人任せにも限度があるゾ!
じゃって、動画の方が分かりやすかろうに……。
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