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自分でできる知的財産権調査! カンタン3段ステップ検索方法をマスターする自社事業を強化する! 知財マネジメントの基礎知識(4)(3/5 ページ)

知財管理ってお金がかかるんでしょ? というのは大きな勘違い。今すぐ、だれでも調査できるんです。まずは調べ方、使い方を覚えましょう

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特許検索例:タッチパネルを使った電子ゲーム機

例題として、自社がゲーム機メーカーでこれからタッチパネル式電子ゲーム機に新規参入を図ろうとしている場合を考えてみましょう。競合他社の特許を網羅的に集めて分析しなければいけません。最近流行のタッチパネルを使った電子ゲーム機にはどのような出願があるのでしょうか? 先ほどのカンタン3段ステップ特許検索方法にのっとって早速特許調査を行ってみましょう。

それでは、特許電子図書館のWebサイトへ行き、特許・実用新案検索メニューから公報テキスト検索を選択しましょう。

図4 特許電子図書館トップページから公報テキスト検索を選択
図4 特許電子図書館トップページから公報テキスト検索を選択
講師

初心者向け検索ではGoogleのようにキーワードを入力すれば特許を調べることができます。しかし、特許検索の基本3パターンのパターン(3)「キーワードと特許分類の組み合わせ」ができませんので、公報テキスト検索を選びます。

公報テキスト検索の画面は図5に示すとおりです。

図5 公報テキスト検索トップページ
図5 公報テキスト検索トップページ
ここでは左側の青い枠の検索のみを利用する
講師

画面上段にある公報種別というのは、まだ登録になっていない公開段階の公開特許公報や公開実用新案を調べるのか、それともすでに登録となっている特許公報や実用新案公報を調べるのか選択する部分です。

競合他社の研究開発成果である特許出願状況を把握するためには特許公報ではなく公開特許公報を調べます。今回は練習ですので実用新案は含めませんが、モノの形状や構造について調べる場合には実用新案を含めて調べた方がいいでしょう。

画面中段に空色の編み掛け部分とピンク色の編み掛け部分がありますが、この右のピンク色の部分はNOT演算になります。今回のセミナーではNOT演算は使いませんので、右側半分は無視していただいて結構です。


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