トヨタ、オリンパスの事例から振り返る:
サントリー新浪前会長は、なぜ「無罪推定」の段階で辞任したのか?
サントリーの新浪剛史前会長が突然の辞任を発表した。捜査はまだ進行中。起訴も判決も下っていない。刑事法の原則でいえば「無罪推定」の段階だ。それでもなぜ、経営トップは早々に職を退いたのか?(2025/9/5)
新浪氏会見で浮かび上がった“3つの矛盾” 「潔白」「ガバナンス」「サントリーへの愛」
違法の疑いがあるサプリメントに関する捜査を受け、サントリーホールディングス(HD)の会長を辞任した経済同友会の新浪剛史代表幹事は3日の定例会見で、「当面の活動は自粛する」と述べたうえで、進退を同友会の判断にゆだねるとした。(2025/9/4)
「居座るつもりはない」 サントリー新浪氏、会長辞任後の立場と潔白を強調
経済同友会の新浪剛史代表幹事は3日の記者会見で、購入したサプリメントに違法の疑いがあるとして警察の捜査を受けた問題を巡り、「グレーの認識はまったくない。100%大丈夫との認識を持っていた」と述べ、潔白を主張した。(2025/9/3)
サプリ疑惑で辞任の新浪剛史氏 経済同友会・政府会議への影響は?
サントリーホールディングスは2日、新浪剛史会長の辞任を発表した。違法サプリメントを購入した疑いがあるとして警察の捜査を受けたことが理由だが、新浪氏が起こした醜聞の影響は、大企業経営者としての幕引きだけにとどまらない。(2025/9/3)
経済界を揺るがすサントリー会長辞任 プロ経営者の“華麗な経歴と脇の甘さ”
酒類や飲料などを幅広く手掛ける食品大手、サントリーホールディングス(HD)は2日午後に開いた緊急記者会見で、新浪剛史会長が1日付で辞任したと発表した。(2025/9/2)
薬物からむ経営陣の辞任 過去にはオリンパス、トヨタ、トンボ鉛筆、ダイナシティでも
薬物を巡って企業の経営陣が辞任する事例は、新浪剛史会長が1日付で辞任したサントリーホールディングス(HD)だけでなく、過去にオリンパスやトヨタ自動車などの有名企業でも起きていた。(2025/9/2)
サントリーHDの新浪会長が辞任 「適法の認識だった」薬物捜査受け説明
サントリーホールディングスは9月2日、新浪剛史会長が辞表を提出したことについて緊急記者会見を開いた。(2025/9/2)
リサイクルニュース:
ミミズが資源を循環? サントリーが「ミミズンチ」で食品残渣のアップサイクル実験
捨てられていた食品残渣が、地球にやさしい肥料に生まれ変わるかもしれない。サントリーホールディングスは、ミミズを使った資源循環の実証実験を開始した。東京都千代田区で開発が進められている複合施設「TOKYO TORCH」街区に設置されたコンポスト「mimizunchi(ミミズンチ)」で、街区内の飲食店から出るコーヒーかすなどをミミズに分解させ、堆肥を生成する。(2025/9/1)
スマート工場最前線:
ロボットとAGVで年2000時間削減、サントリー大阪工場の自動化
サントリーは大阪工場において、原料ハンドリング工程の自動化を本格導入した。ロボットとAGV、AIも活用して、多様な形態の原料を効率的に搬送/開封/計量/検査できる体制を構築した。その内容を紹介する。(2025/8/29)
サントリーHDの鳥井信宏社長、ビール事業の国内シェア25%「達成しないといけない」
2030年の目標として掲げる国内酒類売上高1兆円達成に向け、ビール類を中心に付加価値の高い商品を投入し続ける方針を強調。人口減で縮小が続く国内市場でも販売数量を上積みしつつ、早期にビール事業でシェア25%を目指す考えも明らかにした。(2025/8/8)
太陽光:
カルコパイライト太陽電池で稼働する自動販売機 サントリーとPXPが実証
サントリーとPXPは、軽量で曲げられるカルコパイライト太陽電池を自動販売機に設置する実証実験を開始する。(2025/7/30)
AWS Summit Japan 2025:
サントリー、フルスクラッチ開発の基幹システムをマイクロサービス化へ 担当者が語る「狙い」
サントリーグループは約20年間にわたって使ってきた基幹システムからAWSに移行した。同社がシステム全体のマイクロサービス化を実施した狙いはどこにあるのか。(2025/7/16)
「若者の酒離れ」に風穴 サントリー“最古の工場”65億円で刷新、世界一目指す「ジン戦略」の勝算は
ジン市場が5倍に成長する中、サントリーが「ROKU」で世界2位に浮上。大阪工場に55億円を投じ、若者の心をつかむ“次の一手”とは。(2025/7/15)
サントリー「ゼロッパ」で“酒の風味”を再現 ノンアルの常識を超える
サントリーは8日、酒のような風味や余韻が楽しめるノンアルコール飲料のベースとなる飲料を発売すると発表した。全国の飲食店などで9月16日から、このベース飲料を使ったノンアル飲料の提供を始める。(2025/7/8)
クイズで学ぶ! モノづくりトレンド:
【クイズ】「サントリーグリーン水素」製造設備のフル稼働生産量とは?
MONOistの記事からクイズを出題! モノづくり業界の知識を楽しく増やしていきましょう。(2025/6/19)
“安いものを買う”スーパーで、なぜ「高級ビール」が売れるのか?
サントリーが、プレミアムビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」のさらなる認知度向上を図っている。若者を中心にビール離れが進む中、今後の販売戦略をどう考えているのか。(2025/6/17)
脱炭素:
サントリーが挑むグリーン水素製造 明らかになった製造規模や計画とは
サントリーホールディングスは、山梨県で水素製造装置「やまなしモデルP2Gシステム」を用いて、グリーン水素の製造に本格的に乗り出す。(2025/6/12)
物流のスマート化:
自動運転トラックは酒類/飲料を高品質かつ安全に運べるのか、T2と大手4社が実証
T2と大手酒類/飲料メーカー4社の物流子会社であるアサヒロジ、キリングループロジスティクス、サッポログループ物流、サントリーロジスティクスは、2025年6月9日から11月にかけてT2の自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証を行うと発表した。(2025/6/6)
「営業職は休めない」は本当か?――サントリーが「男性育休100%」達成で得た、“思わぬ効果”
2024年、男性社員の育休取得率100%を達成したサントリーHD。飲料メーカーの酒類営業といえば「多忙」「体育会系」といったイメージが強いが、同社ではこうした職種にも「育休取得を広げていける」という手応えを感じているという。(2025/4/18)
サントリー、自販機キャッシュレスサービス「ジハンピ」開始 年内に15万台導入へ
サントリービバレッジソリューション(東京都新宿区)は3月27日、自販機キャッシュレスサービス「ジハンピ」の全国展開を開始すると発表した。2025年中に、ジハンピに対応した自販機15万台の導入を目指す。(2025/3/31)
サントリーに新入社員研修の依頼が殺到! 適正飲酒のセミナーが注目される理由
サントリーは今年から、適正飲酒の大切さとお酒の価値を啓発する「ドリンクスマイルセミナー」を開始した。企業や自治体向けに実施していたが、「新入社員向けにもやってほしい」との声が多く寄せられることに。こうした声を受けて、新入社員向けのドリンクスマイルセミナーをスタートしたところ応募が殺到しているという。(2025/3/31)
サントリー、年内に6割の自販機をキャッシュレス対応へ 独自アプリ、スマホで簡単決済
既存の自販機に短時間かつ低コストで設置できるアプリ対応端末のメリットを生かして普及を図り、キャッシュレス化の遅れで離れた自販機ユーザーを取り戻す狙いだ。(2025/3/28)
プロダクトInsights:
サントリー、“凍らせた”天然水 猛暑で殺到した声受け
サントリー食品インターナショナルは4月1日、凍らせたミネラルウォーター「サントリー天然水 冷凍PET」(希望小売価格180円)を発売する。昨今の猛暑を背景に、冷凍したミネラルウォーターならではの活用方法を訴求する。(2025/3/27)
プロダクトInsights:
サントリー、割って飲む「ほろよい」 家飲み需要に新提案
サントリーは4月1日、「ほろよいのもと」(希望小売価格390円)をコンビニエンスストア、ドン・キホーテ、ユニー限定で発売する。炭酸水などで割って飲む、濃縮タイプのアルコール飲料だ。(2025/3/26)
3Dプリンタニュース:
サントリーの3Dプリンタ活用事例 ラインセットアップに必要な時間を半分に
マークフォージド・ジャパンは、記者会見を開き、日本市場での動向や導入事例、AMプラットフォームの概要、国内新規代理店との契約、今後の展開について紹介した。(2025/3/17)
「プールに1滴」単位のウイスキーの違いも判別 響、山崎、白州――サントリーの名酒を生む“ブレンドの匠”
世界中にファンを持つサントリーのウイスキー。同社山崎蒸溜所(大阪府島本町)で主席ブレンダーを務める輿石太さん(61)は、「山崎」や「白州」、「響」などの看板商品を手掛けてきた。(2025/3/15)
サントリー、「天然水」「翠」が好調 原材料高と米関税をどう受け止める?
サントリーHDが、2024年12月期(24年1〜12月)決算を発表。売上高・営業利益共に、過去最高を更新。市場の動向についてはどのように受け止めているのか。(2025/2/14)
プロダクトInsights:
サントリー、割って飲む「ペプシ」発売 コロナ禍で需要伸びたワケ
サントリー食品インターナショナルは2月18日、濃縮タイプ飲料「おうちドリンクバー ペプシコーラ」(希望小売価格328円)を発売する。おうちドリンクバーは炭酸水などで割って飲む濃縮タイプの飲料だ。(2025/2/11)
「ノンアル=お酒の代替品」から脱却へ サントリー、50億円投資の本気度
サントリーがノンアルコール飲料の拡大に本腰を入れる。2月5日に開催した戦略説明会において、鳥井信宏社長は「ノンアルはお酒の代替品や清涼飲料の類似品ではない」と話した。(2025/2/6)
「金麦に合うかっぱえびせん」発売 糖質75%オフとコラボ、背景に消費者の“罪悪感”?
カルビーは2月3日、「絶品かっぱえびせん 五島灘の塩と甘酢しょうが味」を期間限定で発売する。同商品は、サントリーの「金麦(75%オフ)」に合うおつまみとして共同開発したもの。その狙いは?(2025/1/31)
サントリーの「割って飲む」ドリンクが好調 「売れるのか?」と悩む上司を「タコパ」で説得
サントリー食品インターナショナルが手掛ける「おうちドリンクバー」シリーズが好調だ。おうちドリンクバーは炭酸水などで割って飲む濃縮タイプの飲料で、2024年4月に発売したところ、年内目標(4〜12月)の2倍強を売り上げた。開発の経緯をブランドマーケティング本部の宮内優洋氏に聞いた。(2025/1/29)
「サントリー生ビール」の好調 若者の心つかんだ、CM登場の“グッズ”
サントリーが展開する「サントリー生ビール」ブランドが好調だ。快進撃の裏には業務用の瓶・樽製品の拡大のほか、CMにも登場する“公式グッズ”の存在もあるという。(2024/12/13)
サントリー、10年ぶり“創業家”社長 「大政奉還では?」の問いに「そんな甘いものではない」
サントリーHDは12月12日、鳥井信宏副社長を新社長とする新たな人事を発表した。社長としては約10年ぶりの創業家出身となるが、新浪剛史社長はこれをどう捉えているのか。(2024/12/12)
物流のスマート化:
サッポログループ物流とサントリーグループ、共同で長距離往復輸送を開始
サッポログループ物流とサントリーグループは共同で、群馬県〜岡山県間の輸送の一部でスイッチ輸送を用いた長距離往復輸送を開始した。運行トラックが年間150台減少し、CO2排出量を約45t削減できる見込みだ。(2024/12/3)
「サントリー天然水」1Lのペットボトル、売上が5割増 理由は?
サントリー食品インターナショナルは5月、「サントリー天然水」(1L)の容器形状を刷新したわけだが、売り上げに変化はあったのか。(2024/11/27)
サントリーとサッポロ、長距離輸送で協業 ドライバーの負担軽減目指す
サントリーグループとサッポログループは11月13日、岡山県〜群馬県間における共同輸送を開始した。長距離輸送時のドライバーの負荷軽減や、運送効率化によるCO2排出量削減を見込む。(2024/11/19)
酒税法改正から1年、影響は:
サントリー「翠ジンソーダ缶」が急成長中! 追い風は“柚子バージョン”
サントリーの酒類事業が好調だ。同社が発表した10月の売り上げは、対前年比で119%に。中でも売り上げを伸ばしているのが「サントリー生ビール」と「翠ジンソーダ缶」だという。2023年10月の酒税法改正から1年を経て、同社ではどんなジャンルが台頭しているのか。(2024/11/14)
サントリー、「響40年」400万円で発売 「山崎55年」の落札価格は?
サントリーは、ウイスキー「響40年」を100本限定で抽選販売すると発表した。(2024/10/29)
リサイクルニュース:
サントリーグループが廃食油由来のパラキシレンを用いたPETボトルを採用
サントリーグループは、使用済み食用油(廃食油)由来のパラキシレンを用いてマスバランス方式で製造したPETボトルを、一部商品に2024年11月以降に順次導入する。(2024/10/29)
サントリー、「山崎」のプレミアムハイボール缶を発売 「山崎蒸溜所」の原酒だけを使用
サントリーは12月24日から、「サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉350ミリリットル缶」を数量限定で発売する。(2024/10/10)
酒離れでも「日本ワイン」じわり成長 サントリーが“二兎”得る試み
ビールやウイスキーで知られるサントリーが、日本ワインにも注力している。(2024/10/2)
ビールの成功体験よもう一度 サントリーがワインに注力、赤字続くが勝算は
生ビールやウイスキー「山崎」「白州」で知られるサントリーだが、ワインにも注力しているのをご存じだろうか。(2024/9/30)
エネルギー管理:
サントリー白州蒸留所でCO2の分離回収、蒸留工程で99.5%の回収に成功
サントリーの白州蒸留所にCO2の分離・回収システムを導入。実証の結果、蒸溜工程で発生する低濃度のCO2を99.5%以上の高純度で分離・回収することに成功した。(2024/9/26)
脱炭素:
ウイスキー製造工程のCO2を99.5%の高純度で回収、サントリーや東京ガスなど
サントリーホールディングス、東京ガス、東京ガスエンジニアリングソリューションズは、サントリー白州蒸溜所において、固体吸収法を用いたCO2回収実証試験を行い、蒸溜工程で発生する低濃度のCO2を99.5%以上の高純度で分離、回収することに成功した。(2024/9/25)
気候変動に適応する:
「コーヒー豆を使わないコーヒー」 サントリーも投資する、スタートアップの取り組み
シンガポールと米国のスタートアップが「コーヒー豆を使わないコーヒー」を開発した。米国スタートアップには、サントリーも数百万ドル投資している。どのような会社なのか?(2024/9/19)
火曜日に「へえ」な話:
ウイスキー蒸溜所「1万円ツアー」が盛況 サントリーが強気の値付けでも、満席が続く理由
サントリーのウイスキー蒸溜所が盛況である。大阪の山崎と山梨の白州にそれぞれ蒸溜所があるが、いずれも来客数が増えている。その理由を取材したところ、気になるツアーが盛り上がっているという。それは……。(2024/9/10)
プロダクトInsights:
ファミマ、サントリー「伊右衛門」とお茶開発 健康志向×節約志向の消費者に訴求
ファミリーマートは9月3日、同社のプライベートブランド「ファミマル」から、「伊右衛門 毎日すこやか濃い緑茶」「伊右衛門 毎日すこやかブレンド茶」(各130円)を発売する。健康志向の高まりを受けて、サントリー食品インターナショナル(東京都港区)と共同開発した。(2024/9/2)
「136本飲まなきゃ……」 “37種類の麻雀牌缶コーヒー”爆誕 サントリー「BOSS」と麻雀リーグ「Mリーグ」が異色コラボ
かわいい。(2024/8/8)
気温31.5度:
サントリーBF、炎天下に「冬用コート」着せるイベント 何が目的?
本日の気温は31.5度である。なぜ――?(2024/7/18)
日本コカ・コーラやサントリー、「ファミペイ」に専用ページ開設へ ファミマ幹部が語った狙いは?
ファミリーマートは7月16日、自社アプリ「ファミペイ」において「Digital Partnership Program」を開始すると発表した。どういった内容なのか。(2024/7/16)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。