古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」:
時価総額は150兆円へ “やせ薬”として需要急増「マンジャロ」製薬会社を包む熱狂──“美容乱用”の行きつく先は
IT系の企業が上位を独占してきた「世界の時価総額ランキング」に、突如として老舗の製薬企業が食い込んだ。米製薬大手のEli Lilly(イーライリリー)は、「マンジャロ」という薬で近年知名度を拡大させ、時価総額は一時150兆円に達した。「熱狂」はなぜ起き、なぜ誰も止められなかったのか。(2025/11/21)
スピン経済の歩き方:
「日中関係の悪化」で仕事はどうなる? 900万人が不安を感じる“もしも”の話
高市首相と中国政府の間で、引くに引けない「謝ったら負けレース」が繰り広げられている。もし日中関係が今後さらに悪化した場合、日本のビジネスへの影響は――。(2025/11/19)
パーソル総合研究所の調査:
副業の平均時給3617円で過去最高に 一方で「未申告」「隠れ過重労働」の実態も
パーソル総合研究所の調査から、企業の副業容認率・受入率、正社員の副業実施率が過去最高を記録したことが分かった。副業のすそ野が広がっている一方、課題も見えてきた。(2025/11/18)
「キレイごとナシ」のマネジメント論:
オンライン会議中に宅配を受け取る新入社員 叱っていいのか、悪いのか?
何度も続くと気になってくるし、客先での商談となると話も変わってくる。(2025/11/17)
現場管理:
人だけ検出で建機接触を防ぐ青木製作所のAIカメラ マグネットで後付け可
青木製作所は、建機の接触事故をAI検知で未然に防ぐカメラシステムを発売した。AIは人だけの検出に特化し、LEDとブザーで周囲に注意喚起する。AIカメラは高耐久設計で、建機やフォークリフトにネオジムマグネットで後付けできる。(2025/11/13)
働き方の見取り図:
「人材サービス」はなぜ信頼されないのか? 退職代行・偽装請負・闇バイトに共通する病理
退職代行モームリに家宅捜索が入ったというニュースが、大きく報じられた。退職代行の一件も含め、次から次に新たな問題が発生し続ける人材サービス業界。課題の根源はどこにあるのか、考えてみたい。(2025/11/10)
成果が出ない! “人間関係頼み”のパートナー営業を改革する方法とは?
日本のB2B市場において、「代理店販売・代理店営業」の方式は長らく“当たり前の取り組み”として実施されてきた。しかし、多くの企業で「代理店営業の成果が出ない」といった悩みは尽きない。(2025/11/10)
企業ブランドを外すと何が残る? 日立の管理職が“ビール醸造”から学んだ、2030年の副業のかたち
日立の管理職でありながら、東京・大森の地域活動「OMORI FAN CLUB」に参画し、ビール醸造に携わっているのが、斎藤岳さんだ。(2025/11/6)
長浜淳之介のトレンドアンテナ:
1人で30枚購入する人も…… ワークマン、リカバリーウエア市場に“低価格”で殴り込み 後発から業界トップを狙えるか?
ワークマンが低価格のリカバリーウエアを本格展開し始めた。後発組として業界トップを狙えるのか……?(2025/11/6)
ITmedia エグゼクティブ勉強会リポート:
なぜ働く時間が減っても疲れが取れないのか? 睡眠コーチが暴く「疲労回復の常識」の誤りと正しい休養術
働く時間も減り、便利になり、リラクゼーションも充実しているのに、なぜ疲れている人が増えたのか。それは疲れの取り方が間違っているからだ。本当に効果がある8つの疲労回復法とは。(2025/11/5)
美容室倒産が最多ペース、その背景は?
東京商工リサーチは、1〜9月の美容室の倒産が集計開始以来最多の92件(前年同期比5.7%増)に達したと発表した。(2025/11/3)
日立「Lumadaの中核人材」が副業でビール醸造 地域貢献がマネジメント力を育てた理由
東京・大森の地域活動に参画し、ビール醸造に携わっている日立の斎藤岳さんだ。管理職をしながら副業に取り組んでいる理由や、副業が本業にもたらしている影響を、斎藤さんに聞いた。(2025/10/31)
【税制改革】「年収の壁」引き上げで何が変わる? 基本の考え方や企業への影響を、社労士が解説
「年収の壁の引き上げ」に関連して行われた2025年度の税制改革。企業の社会保険や賃金制度への影響も無視できません。主に社会保険に関する年収の壁の変更は企業にどのような影響があるのか、社会保険労務士が解説します。(2025/10/31)
わずかな光で充電できるワイヤレスキーボード「Signature Slim SOLAR+ K980」を試す もうUSB充電はいらない
ワイヤレスデバイスの宿命ともいえる「バッテリー切れ」の生じないキーボードが登場した。ロジクール「Signature Slim SOLAR+ ワイヤレスキーボード K980」だ。じっくり試す機会を得たので、本当にバッテリーが切れないのか、また専用アプリケーションの使い勝手も検証する。(2025/10/30)
ソーラー充電で煩わしい給電を解決! ロジクールが無線キーボード「Signature Slim Solar + K980」を11月27日に発売
ロジクールが、室内照明でも充電可能なワイヤレスキーボード「Signature Slim Solar + K980」を発表、11月27日から販売を開始する。(2025/10/30)
中小企業の「賃上げ余力」限界か 最低時給の平均1205円に
最低賃金に関する企業の実態調査によると、従業員を採用するときの最も低い時給の全体平均は1205円だった。2024年9月の前回調査から38円上昇したものの、徐々に賃上げ余力が低下しているという声もある。(2025/10/30)
労働市場の今とミライ:
「Z世代同士だからうまくいく」は幻想 若手任せのOJTが早期離職の引き金になるワケ
昨今、若手の早期離職が大きな問題となっている。さまざまな要因が指摘されているが、筆者は若手に任せっきりのOJTに原因があると考えている。その理由とは?(2025/10/29)
製造業“X”探訪:
エコシステムを差別化と成長の糧にする中小製造業の勝ち筋――浜野製作所の挑戦
多くの製造業がDXで十分な成果が得られていない中、あらためてDXの「X」の重要性に注目が集まっている。本連載では、「製造業X」として注目を集めている先進企業の実像に迫るとともに、必要なものについて構造的に解き明かしていく。第1回は墨田区の浜野製作所を取り上げる。(2025/10/27)
働き方の見取り図:
「労働時間の規制緩和」議論に募るモヤモヤ なぜ日本の働き方は“時間軸”から抜け出せないのか?
現在にわかに進んでいる「働き方改革」の見直し議論には、ある重要なポイントが見過ごされているように思えてならない。どのようなポイントなのか、詳しく見ていきたい。(2025/10/24)
DXを加速する製薬業界の挑戦 「あたまの健康度」判定アプリの実力は?
塩野義製薬はライフサイエンスAI事業などを手掛けるFRONTEOと共同で、会話から「あたまの健康度」を判定するWebアプリ「トークラボKIBIT」をローンチした。DX推進本部長を務める三春洋介氏と、FRONTEO取締役/CSOの豊柴博義氏に展望を聞いた。(2025/10/24)
「人気ブランド制服のグッズ化」で従業員意識を改革 「福岡の老舗サウナ」に学ぶブランディング
激化する“サウナ戦国時代”で、どのような施策を打っているのか。福岡で老舗サウナを経営する日創の安東伸章社長と今泉幸一総支配人に聞いた。(2025/10/24)
「病院のデータは97%が未活用」 AWS、2030年に向けた新戦略でヘルスケア業界の課題に挑む
病院で生成される膨大なデータの97%が、活用されずに眠っている。この根深い課題に対してAWSは新戦略を掲げて挑む。同社の取り組みと、第一三共、浜松医科大学における導入事例を紹介する。(2025/10/21)
「給与はそのまま」企業は4割超 最低賃金1121円への対応実態
東京商工リサーチの調査によると、2025年度の最低賃金引き上げ(1121円)に対し、企業の43.2%が給与を据え置き。引き上げ対応や許容額、対策の実態も明らかになった。(2025/10/18)
フェイクニュースの見分け方 客観的科学的根拠で判定 日本ファクトチェックセンター
真偽不明の情報があふれるネット時代に欠かせない、この活動を進める国内団体の一つが日本ファクトチェックセンターだ。編集長の古田大輔氏に活動や具体的検証方法などを聞いた。(2025/10/16)
エース社員だけに頼るな 楽天で学んだ、属人化から脱却する方法
本当に強い組織は、個々の人材に頼るのではなく、個々の人材のナレッジシェアを継続的に行うことによって組織のパフォーマンスを維持・向上させています。(2025/10/16)
働き方の見取り図:
手軽さの代償 休業手当トラブルが映す、スポットワークの構造的リスク
急拡大するスポットワーク。一方でさまざまな課題も顕在化し始めている。手軽さを追求したはずの仕組みが、知らないうちに「働く人を守れない構造」になっていないか――。便利さと危うさが同居するスポットワークの“今”を考える。(2025/10/9)
第10回 JAPAN BUILD OSAKA:
竹中工務店が示した「働く人を幸せにする現場」 点検モノレールから日本初上陸の健康ドリンクまで
竹中工務店は建設現場を支える技術革新と同時に、そこで働く職人や協力会社の健康/安全を守ることにも重点を置く。その姿勢は「建物は人がつくるもの。職人が安心安全でなければ良い建築は生まれない」という理念に基づく。「第9回 JAPAN BUILD OSAKA」の出展ブースに並んだ製品群は、その考えを体現するものとして、最新の点検用ロボティクスから健康支援アイテムまで幅広く披露した。(2025/10/8)
材料技術:
軸受の技術が揚げ油を救う! NSKが食品油の劣化を防ぐフィルターの量産開発完了
ベアリングメーカーのNSKが食用油の寿命を延ばすフィルターを開発。ベアリング開発で培った技術を応用し、揚げ物調理油の寿命を延ばすろ過機向けフィルターの量産開発を完了した。(2025/10/2)
「睡眠障害」診療科名に追加を検討 日本人はOECD最下位の睡眠不足 厚労省が議論開始
医療機関が掲げることのできる診療科名に「睡眠障害」を加えるかの検討が厚生労働省の専門部会で始まった。(2025/9/30)
メンタル不調で休職 「社会保険料支払いは?」「同じ職場に戻れなければ退職は合法?」【社労士が解説】
近年、メンタル不調による休職者が増加しています。身体的な問題と異なり、メンタルの問題は第三者から判別しにくいため対応に悩む企業も多いでしょう。メンタル不調の申し出があった際の留意点について、社会保険労務士が解説します。(2025/9/30)
4社に1社、外国人労働者を雇用 今後、採用を拡大する業種は?
帝国データバンクが実施した調査で、現在、外国人を雇用している企業は24.7%であることが分かった。(2025/9/29)
労働市場の今とミライ:
【法改正】10月から変わる「育児・介護休業法」 改正のポイントと企業がとるべき対策は?
改正育児・介護休業法(育介法)は2025年4月の第1弾に続き、第2弾が10月1日から施行される。最大の目的は「男女で育児・家事を分担しつつ、育児期の男女が共に希望に応じてキャリア形成との両立を可能とする仕組みを構築する」ことにある。(2025/9/29)
海外展開も強化:
日清「完全メシ」累計5000万食を突破 担当者が明かす人気のヒミツ
日清食品の「完全メシ」シリーズが好調だ。累計5000万食を突破し、2025年度は100億円規模の売り上げを見込むが、ヒットの要因は何だろうか。今後の戦略と合わせて日清食品の中村洋一氏に聞いた。(2025/9/28)
「スキル」だけでは見抜けない、“デキるPM”をどう選ぶか 企業が実践すべき5つの評価手法
年々深刻化するIT人材不足ですが、近年はAIの台頭やDX需要の高まりにより、上流工程で意思決定を担える人材の不足が一層顕著になってきました。なかでも特に深刻なのが、プロジェクトマネジャーやプロダクトマネジャーといった中間マネジメント層です。(2025/9/25)
スピン経済の歩き方:
「コンビニごはん」を支えるのは誰? “ホームタウン騒動”で見えた働き手の知られざる日常
JICA(国際協力機構)のホームタウン騒動により、該当する自治体に多くの抗議が届いているという。これはいずれ、外国人労働者を受け入れている企業にも向けられる可能性がある。なぜかというと……。(2025/9/24)
建設業の人材動向レポート(60):
「建設業の労働時間、10年で年132時間減」働きやすさを6つの指標で独自調査
本連載では、総合人材サービス会社で建設業向けの人材サービスを展開するヒューマンリソシアが、独自に調査した建設業における人材動向を定期レポートとしてお届けする。建設業従事者の人材動向に関する実態を解明し、建設業各社の採用・定着に向けた戦略を考えるうえで少しでもお役に立てれば幸いである。今回は建設業の「働きやすさ」について、6つの指標で分析する。(2025/9/19)
CSIRT/SOCを次のステージに進めたい企業必見:
PR:経営層も思わずうなずく 企業が今、本当に求めているセキュリティ人材の要件とは?
セキュリティ人材と一概に言っても求められるスキルセットはさまざまだ。ランサムウェア攻撃が深刻な経営リスクになっている今、企業にはどのような対策が必要で、そのための人材の要件とは何か。CSIRT/SOCを含めた自社のセキュリティ体制の強化につながるヒントを紹介する。(2025/9/25)
働き方の見取り図:
リベンジ退職、残業キャンセル界隈……雇用系バズワードに飛びついてはいけないワケ
「静かな退職」や「残業キャンセル界隈」。飛び交う雇用系バズワードが新たな問題提起につながることもある一方、過剰反応が起きると社会が振り回されかねない。どのような点に注意すべきなのか。(2025/9/22)
マイナ保険証、スマホでも利用可能に きょうから順次
マイナンバーカードに健康保険証情報を登録した「マイナ保険証」が、9月19日から順次スマートフォンでも利用可能となる。準備が整った医療機関や薬局で運用を開始する。(2025/9/19)
スピン経済の歩き方:
竹田恒泰さんの「古墳のお墓」なぜ人気? 「墓じまい」が増える中、280区画が即完売
竹田恒泰さんが手掛けるお墓のプレオープン販売分280区画が、たった24時間で完売した。「墓じまい」をする人が増える中、なぜこんなにも売れているのか。その理由は……。(2025/9/17)
ワークマン「リカバリーウェア」、初週で昨年の2倍売れた! “買えない不満”は解消できるのか
ワークマンのリカバリーウェア「メディヒール」が想定以上に売れている。1週間に40万点を販売し、前年比2倍を達成した。人気の理由を取材したところ……。(2025/9/13)
現場管理:
施工管理支援アプリ「eYACHO」、4年ぶりのメジャーバージョンアップ 工事写真も計測値も自動で整理
MetaMoJiの施工管理支援アプリ「eYACHO」が約4年ぶりにメジャーバージョンアップした。発売10周年の節目となる今回の刷新では、工事写真管理の自動化や計測機器「BLuE」連携、生成AIによるヘルプなどを実装した他、安全AIソリューションを強化。大手から中小企業まで幅広いユーザーのDX推進を後押しする。(2025/9/12)
Apple Watch Series 11/Ultra 3の「高血圧通知」は、Series 9以降やUltra 2でも使える ただし日本は非対応
Apple Watch Series 9以降およびApple Watch Ultra 2以降でも、watchOS 26にアップデートすることで「高血圧通知」利用できることが明らかになりました。しかし日本では……。(2025/9/10)
働き方の見取り図:
「女性は管理職になりたがらない」は本当か? 昇進意欲を奪う、本当の理由
なぜ女性は管理職になりたがらないのか――。データをひも解くと「責任の重さ」や「長時間労働への懸念」だけでは説明できない、男女間の“見えない壁”が浮かんでくる。管理職不足時代に突入するいま、その解決策は「女性の問題」ではなく「働き方全体の課題」になりつつある。(2025/9/10)
スピン経済の歩き方:
「サントリー会長辞任」にざわざわ 逮捕なしでも“プロ経営者”が辞めざるを得なかった理由
「プロ経営者」として知られる新浪剛史氏の辞任が話題となっている。「違法サプリ疑惑」もあるが、危機管理の観点で問題だったのは……。(2025/9/10)
小寺信良のIT大作戦:
「AI恋人」はどこまでアリなのか──“しゃべるアクスタ”の先にあるもの
AIによるチャットが一般化し始めた現在、AIに対して何らかの人格を見いだす人も出てきている。対話型AIアプリ「SynClub」の調査では、全年代の4人に1人が「AIは将来的に恋愛・結婚のパートナーになりえる」と回答。特に30代男性で顕著だ。推し活の延長としてのAI恋愛から、精神的支えとしての活用まで、人間とAIの新たな関係性が生まれている。(2025/9/9)
セクハラ・パワハラからどうやって自分を守る? 弱気な人でもできる“効果的な初期対応”
立場の弱い人が、パワハラやセクハラから自分を守るためにはどうすればいいのか――。日本ハラスメント協会代表理事の村嵜要さんに話を聞いた。(2025/9/9)
産業動向:
建設業の人材確保/育成へ中小事業者支援に70億円など 国交省/厚労省2026年度概算要求
国土交通省と厚生労働省は、建設業の人材確保/育成に向けた2026年度予算概算要求の概要をまとめた。建設業技能者の深刻な高齢化を受け、特に若者や女性の入職や定着の促進に重点を置きつつ、担い手の処遇改善、働き方改革、生産性向上を一体として推進する。(2025/9/8)
病と仕事:
がんステージ4から復職 笠井信輔アナに聞く「企業に必要な制度設計」とは?
がんステージ4を経験して復帰した元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんに、企業の制度設計の在り方などを聞いた。(2025/9/6)
2040年の人材ビジネス大予測:
“失われた30年”は本当に失われたのか 個人が手にした3つの自由
「失われた30年」は雇用の硬直を壊し、キャリア・時間・自己実現の“3つの自由”をもたらした。人材ビジネスの未来を読み解く。(2025/9/6)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。