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ランクセスが独拠点に電池ラボ新設、LFPなどセル性能の検証を高速化:研究開発の最前線
ランクセスは、ドイツのクレフェルト・ユルディンゲン拠点に新たなバッテリーラボを開設した。同ラボでは、酸化鉄顔料およびリン酸鉄をベースとしたバッテリー材料の評価と開発を行う。
ドイツの特殊化学品メーカーであるランクセスは2026年9月9日、ドイツのクレフェルト・ユルディンゲン拠点に新たなバッテリーラボを開設したと発表した。
同ラボでは、酸化鉄顔料およびリン酸鉄をベースとしたバッテリー材料の評価と開発を行う。また、同社製品の材料特性を実際のバッテリーセル内で評価可能だ。これにより、ランクセスと顧客は、酸化鉄およびリン酸鉄グレードがセル性能、加工性、用途適性に与える影響を、より迅速に検証できるようになる。
ラボの設備は、正極材としてピロリン酸鉄ナトリウムを使用するナトリウムイオン電池など、他のタイプのバッテリー評価にも対応している。
ランクセスの酸化鉄およびリン酸鉄部門イノベーション責任者であるムラト・ギュルソイ氏は次のように話す。
「今日、セルメーカーが重視しているのは、原材料の入手可能性だけではない。製造プロセスにおける安定した加工性と、セル性能への貢献も重要だ。当社のラボは、まさにこうしたニーズに応えるものとなる。材料開発とセル評価をより密接に結び付けることで、材料が実際のセル構造の中で機能するかを、より早い段階で判断することができる」
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