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ACFの生産能力を1.5倍にするデクセリアルズの新拠点、投資金額300億円工場ニュース(2/2 ページ)

スマホや車載ディスプレイで重要な役割を果たす接続材料「異方性導電膜(ACF)」のシェアで世界首位のデクセリアルズが、約300億円を投じた新たな生産拠点を公開した。自動倉庫などの導入でACFの生産能力を1.5倍へと引き上げる。メディア向け見学会を通して、新拠点の取り組みを深掘りする。

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スマートファクトリー化を推進

 同拠点では、生産設備キャパシティーを拡大するとともに、自動搬送ロボット(AGV)や自動倉庫などの先進設備を導入し、スマートファクトリー化を推進している。

AGVによりACFの原反の自動搬送を実現(左)と、ロボットが自動でACFを所定の棚に格納する自動倉庫(右)[クリックで拡大]
デクセリアルズ 生産統括本部長の林慎一氏
デクセリアルズ 生産統括本部長の林慎一氏

 同社 生産統括本部長の林慎一氏は「101号館の新設により、ACF全体の生産能力は従来比で1.5倍になる。中でも、粒子整列型のACFの生産能力は2倍になる見込みだ」と説明した。

 自動搬送ロボットに関しては、「当社はこれまで、自動化を進めていなかったわけではない。特定のセルの中で自動化を進めていた。しかし、セル間をつなぐ自動化で課題があった。そこで、AGVが活用できるように施設全体の動線を設計し、セル間をつなぐ自動搬送を行えるようにした」と林氏はいう。

 さらに、コージェネレーションシステムや太陽光発電設備の導入、耐震/浸水対策などにより、事業継続性と環境性能の向上を実現した。加えて、リフレッシュルームやウオーキングコースなどを整備し、従業員が健康で快適に働ける環境づくりにも取り組んでいるという。

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