NECなど4社、国産技術でサプライチェーンをサイバー攻撃から守るサービスを開発:製造ITニュース
NEC、NECネッツエスアイ、デジタルアーツ、FFRIセキュリティの4社は、国産技術を基盤としたサプライチェーン全体のセキュリティ強化を支援するサービス「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」を共同開発した。
NEC、NECネッツエスアイ、デジタルアーツ、FFRIセキュリティの4社は2026年8月27日、国産技術を基盤としたサプライチェーン全体のセキュリティ強化を支援するサービス「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」を共同開発したと発表した。
同サービスは、Webアクセス制御やクラウドサービスの利用管理、端末上の脅威を検知して対応するEDR(Endpoint Detection and Response)、専門チームによる24時間365日の監視、運用サービスを包括的に提供するセキュリティ基盤だ。
デジタルアーツとFFRIセキュリティが有する国内開発のセキュリティ技術と、NECネッツエスアイのセキュリティオペレーションセンターによる監視、運用ノウハウを統合し、日本の運用実態に即した対応プロセスを実現する。Webアクセス制御、クラウド利用統制、AI(人工知能)チャット利用制御、EDRなどから収集したログを統合解析し、脅威検知時には迅速な通知と対処によって被害の最小化を図る。
顧客の対策水準に応じて選択可能な3つのパッケージメニューを用意し、導入や運用の負荷を低減する。さらに、同サービスを通じて収集した脅威情報を分析し、NECの次世代サイバーセキュリティサービス「CyIOC(サイオック)」の脅威インテリジェンスへ反映することで、サプライチェーン全体のサイバー脅威を可視化し、防御力の向上に活用する。
NECおよび、NESICホールディングス傘下のグループ会社のNECネッツエスアイ、NECネクサソリューションズ、NECフィールディングが、8月31日より順次販売を開始する。Enterprise版1000人モデル(EDR除く)の販売価格は月額210万円(税別)から。2026〜2030年度の5年間で200億円の売上を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
製造業が見直すサプライチェーン ものづくり白書で見る経済安全保障の実態
日本のモノづくりの現状を示す「2026年版ものづくり白書」が2026年5月29日に公開された。本連載では「2026年版ものづくり白書」の内容から製造業のDXや競争力などに関するポイントを抜粋して紹介する。今回は、重要性が高まる経済安全保障への対応についての動向を取り上げる。
94%がOTへの攻撃を経験、今後はサプライチェーンのセキュリティ評価が本格化へ
TXOne Networksは、グローバル産業が直面するサイバーセキュリティの動向を説明した2024年のレポート「OT/ICSサイバーセキュリティレポート 2024」を発表した。
製造業のサプライチェーンセキュリティ対策に欠かせない「TPRM」とは?
製造業はサプライチェーンを介したサイバー攻撃の標的になりやすい状況にあります。リスク管理のため、サプライチェーンの可視化やサードパーティーの役割を正確に把握することが重要です。本連載では前後編で、製造業のサプライチェーンリスクの現状評価と、セキュリティ確保の重要性を解説していきます。
「サプライチェーンセキュリティ評価制度」への準拠を支援するサービス開始
TISは、経済産業省のサプライチェーンセキュリティ評価制度への準拠を支援する「サプライチェーンセキュリティ評価制度対応支援サービス」を提供開始した。現状分析から運用体制の定着までをワンストップで支援する。
製造業も狙われる「サプライチェーン攻撃」はどう対策すべき?
「モノづくりに携わる人」だからこそ、もう無関心ではいられない情報セキュリティ対策の話。でも堅苦しい内容はちょっと苦手……という方に向けて、今日から使えるセキュリティ雑学・ネタをお届け! 今回は「情報セキュリティ10大脅威 2019」の中から“サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃の高まり”について掘り下げます。
7割以上の企業がサプライチェーン攻撃への具体的対策なし、調査結果発表
エンドポイント管理ソリューションなどを提供するタニウムは2022年8月24日、「サプライチェーンリスクに関する市場調査」の結果を発表した。サプライチェーン攻撃などに対する認識や対策の程度や、セキュリティコストなどを尋ねた。
