データ転送速度20Mbpsに対応するCAN XLトランシーバーを発売:組み込み開発ニュース
Texas Instruments(TI)は、データ転送速度最大20Mbpsおよびフレーム当たり最大2048バイトのペイロードに対応するCAN XLトランシーバー「TCAN6062」の販売を開始した。
Texas Instruments(TI)は2026年8月18日、データ転送速度最大20Mbpsおよびフレームあたり最大2048バイトのペイロードに対応するCAN XLトランシーバー「TCAN6062」を発表した。すでに販売を開始している。
TCAN6062は、ヒューマノイドロボットや産業用ロボット、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)システムなどで求められるデータ伝送能力を備え、優先度の高いメッセージの適切な配信を支援する。
CAN FDおよびCAN SICの動作と下位互換性を保持しており、既存の設計から段階的に移行できる。また、TCP/IPトンネリング技術により、混在するネットワークアーキテクチャでイーサネットを利用でき、診断情報やセンサーデータ、制御トラフィック、OTAアップデートを1つのネットワークで伝送可能だ。
信号改善機能(SIC)により、複雑なネットワークでのリンギングを最大80%低減し、ノード数の多いアーキテクチャの検証を容易にする。広い入出力電圧範囲と最大±58Vの電圧保護に対応し、幅広い産業アプリケーションで自由度の高い設計を可能にする。
産業システムにおけるデータ伝送量の増加に伴い、高速かつ予測可能な通信への要求が高まっている。CAN XLの仕様策定に参加してきた同社は、TCAN6062の商用化により、信頼性を維持しながら広帯域ネットワークへの移行とシステム課題の解決を支援する。
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