ニュース
IDEC、安全と生産性を両立するセーフティコントローラーを国内発売:FAニュース
IDECは、機器の状態をリアルタイムで監視し、作業者の安全を確保しながら必要最小限の動作を許可することで、安全と生産性を両立するセーフティコントローラー「FS3A形」を日本国内で発売した。
IDECは2026年7月31日、安全性と生産性を両立するセーフティコントローラー「FS3A形」を日本国内で発売した。今後、グローバル市場での展開も予定する。基本モジュール4機種、拡張モジュール1機種をそろえ、工作機械、自動倉庫設備、ローラー搬送設備などでの活用を想定している。
FS3A形は、機械の動きをリアルタイムで監視する高機能モデルのセーフティコントローラーだ。作業者に対する安全性を確保しながら必要最小限の動作を許可することで、安全な環境で作業を継続できる。
IEC 61800-5-2に準拠し、モーション監視機能により、速度、位置、方向など機械の状態を監視できる。一定の安全条件を満たしている間は運転を継続でき、安全条件を逸脱した場合は即座に停止することで、安全性と生産性を両立した。
従来の安全機器は「安全に止める」ことを主眼に置き、必要以上に機器を停止させて稼働ロスが発生していた。また、清掃や調整などで機械を動かしながら作業する際、挟まれや巻き込まれなどの労働災害の発生が課題となっていた。FS3A形は状態監視により、安全を確保した停止だけでなく「安全に動かす」制御を可能にし、現場の課題解決に貢献する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ソフトウェアデファインドはオートメーションに何をもたらすのか
本連載では、ソフトウェアデファインドオートメーションおよびソフトウェアデファインドマニュファクチャリングのトレンド、方向性と実現に向けた要点について、多くの製造領域のリーダーやテクノロジープレイヤーとの議論を通じた筆者の考えを述べる。今回は、ソフトウェアデファインドの概要を説明しながら、モノづくりにおいてソフトウェアデファインドが必要とされる背景を考える。
これからのPLC〜「PLC Anywhere」の時代へ〜
本連載では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。最終回となる今回は、次世代のPLC像を「PLC Anywhere」というコンセプトで描き出し、その実現に向けた道筋を探ります。
転換期のPLC〜その進化の軌跡と現在地
本稿では、34年間PLCと共に歩んできた筆者の視点から、全3回にわたって今、PLCが迎えている重要な転換期を読み解きます。今回は、まずPLCの進化の軌跡をたどり、その“現在地”を明らかにします。
IDECは簡単AMR開発キットで自動化促進 PLC制御も可能
IDECは「IIFES 2025」において、国際安全規格に適合したAMRを素早く構築できる開発キット「SWD Build KIT」を披露した。
7.0インチプログラマブル表示器一体型PLC、制御機器の小型化ニーズに対応
IDECは、7.0インチプログラマブル表示器と一体型のPLC「FT2J 形」を発売した。奥行きを約3分の1に短縮するなど大幅な省スペース化により、近年高まる制御機器の小型化ニーズに応える。
ニーズに応じたリモートI/Oシステムを構築できるバスカプラモジュール
IDECは、リモートI/Oシステムを構築できる、バスカプラモジュール「SX8R形」を発表した。48機種ある同社の豊富なI/Oモジュールと組み合わせて、顧客のニーズに応じたリモートI/Oシステムを提供する。


