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装置への実装が容易な形状に加工する、MOF賦形化技術を開発:材料技術
ROKIは、MOFの粉体を装置への実装が容易な形状に加工する、賦形化技術を開発した。顆粒やシート、金属への塗工など、用途や装置仕様に適した形状への加工に対応する。
ROKIは2026年7月21日、MOF(Metal-Organic Framework、金属有機構造体)の粉体を装置への実装が容易な形状に加工する、賦形化技術を開発したと発表した。顆粒やシート、金属への塗工など、用途や装置仕様に適した形状への加工に対応する。
同技術では、MOFの種類や用途、装置仕様に応じた個別設計により、適した形状への加工を可能にした。材料配合や賦形化工程の条件を設計することで、吸着性能の低下を抑制できる。代表的なMOFの粉体と顆粒化後の吸着量を同一条件で比較したところ、顆粒化後も粉体時の吸着量の95%以上を維持することを確認した。
開発した賦形形態は、粒状の顆粒、薄いシート(不織布担持)、金属への塗工の3種となる。顆粒は圧力損失低減や充填性向上、シートは薄型化と省スペース化、金属への塗工は熱伝導性を活用した装置設計への適用を想定する。
MOFは、ナノメートルサイズの細孔を持ち、特定のガスを選択的に吸着、分離できる多孔質材料だ。一般的に粉体として得られるため、そのまま装置へ充填した際に内部での保持などに課題があった。
今後は、同技術をCO2の回収や濃縮、希ガスの回収や再利用、各種ガスの分離と濃度制御などへ展開する予定だ。企業と研究機関との共同開発、サンプル評価、実証試験などの技術連携を通じて、カートリッジモジュールの開発と装置適用を進め、社会実装を目指す。
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