ニュース
3D配信ソリューションに流出元の特定を支援する電子透かし機能を追加:3Dプリンタニュース
ラティス・テクノロジーは、Webベースの3D配信ソリューションの最新版「XVL Web3D Manager Ver.12.2a」をリリースした。セキュリティ機能を強化するため、「セキュアビューオプション」を搭載している。
ラティス・テクノロジーは2026年7月27日、Webベースの3D配信ソリューションの最新版「XVL Web3D Manager Ver.12.2a」をリリースした。セキュリティ機能を強化するため、新たに「セキュアビューオプション」を搭載した。
「XVL Web3D Manager」は、Webブラウザ上で3D技術文書の配信と閲覧ができるソリューションだ。最新版では、従来の「ランダム拡縮オプション」に電子透かし機能を統合し、新たにセキュアビューオプションとして提供する。
ランダム拡縮では、Webブラウザ上で共有する3Dモデルの表示スケールをランダムに変化させて、正確な寸法情報の取得を防いで形状を保護する。画面キャプチャーによる不正な情報持ち出しなどに伴う模造品の製造リスクを低減する。
電子透かし機能では、ユーザーの識別情報などを不可視の電子透かしとして画像データに埋め込む。流出したキャプチャー画像から透かし情報を抽出し、「いつ、誰が閲覧したデータか」の追跡調査を支援する。キャプチャー画像が流出した場合でも流出元の特定を支援するため、不正な情報持ち出しへの抑止効果が期待できる。
同社は最新版により、外部協力会社との3Dデータ共有をより安心して運用できる環境づくりを支援するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
営業製作所、図面管理システム「ジーエン図面」の販路拡大へSB C&Sと契約
営業製作所は、図面管理システム「ジーエン図面」についてSB C&Sとディストリビューター契約を締結した。SB C&Sの全国規模の法人向け販売ネットワークを活用し、販路拡大と導入企業数の増加を図る。
Autodesk Fusionで設計した超小型衛星「PRELUDE」が軌道投入、初期運用へ
日本大学理工学部の研究グループが「Autodesk Fusion」を活用して設計/開発した超小型人工衛星「PRELUDE」が、打ち上げと軌道投入を経て、軌道上実証に向けた初期運用段階に入った。
図面AIに「動かせる3Dモデル」の生成機能、関節や可動域を自動認識
renueは、2D図面から3D CADモデルを生成するAI「Drawing Agent」に、関節や可動域を読み取り、動かせる3Dモデルを生成する新機能「可動アセンブリ」を追加した。生成したモデルをAIが動かし、接合部の離れや回転中心のずれなども検証する。
3D CADから組立工程/手順書を作成、設計と製造をつなぐAI活用機能
Sceneは、製造業向け統合ワークスペース「Scene Workspace」に、3D CADデータから組立工程や組立手順書を作成するAI活用機能をβ機能として搭載した。デンソーの工機部と共同開発したもので、設計、生産技術、製造の連携を1つの基盤でつなぐ。
仮想空間でスクラップ不良を防ぐ UELの設計ツール「XDaevr SCRAP-FALLING」とは
UELは「第38回 ものづくり ワールド[東京]」の構成展の1つである「第38回 設計・製造ソリューション展[東京]」において、プレス金型成形時に発生するスクラップの落下挙動をシミュレーションし、不良リスクを事前に見える化する「XDaevr(クロスダイバー) SCRAP-FALLING」を披露した。
スマホ撮影で工場内を3Dモデル化、画面上を歩いて「通れるか」検証機能も
bestatは「第38回 設計・製造ソリューション展」に出展し、スマートフォンや360°カメラの撮影で工場の軽量3Dモデルを自動生成する「3D.Core」を紹介した。
