動的環境下でも安定検出するIO-Link対応ダイナミック傾斜センサー:FAニュース
ifm efectorは、振動や加速度の影響を受ける環境下でも安定した傾斜角を取得できる、ダイナミック傾斜センサー「JBC234」「JBC334」を発売する。センサーフュージョン技術により設定不要で信頼性の高いリアルタイム出力を行う。
ifm efectorは2026年7月7日、振動や加速度による影響を受ける環境下でも安定した傾斜角を取得できる、ダイナミック傾斜センサー「JBC234」(垂直取り付け)と「JBC334」(水平取り付け)を同月に発売すると発表した。標準価格は4万9000円(税別)で、年間1000個の販売を目指す。
新製品は、加減速や振動が伴う動的環境下でも、そのまま制御に利用できる傾斜データを提供することをコンセプトに開発された。加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせたセンサーフュージョン技術により、外乱の影響を内部で補正し、動作中でも安定した傾斜値をリアルタイムで出力する。
これにより、従来のIMU(慣性測定ユニット)で必要だったフィルター設計や専門的な調整、チューニングが不要となり、設置後すぐに信頼性の高いデータを利用できるため、立ち上げ工数の削減と運用の簡素化を両立する。
通常は傾斜値のみを使用しながら、トラブルシューティングやデータ活用の必要性に応じて、加速度や回転速度といったIMUデータの取得も可能。さらに、産業用ネットワークの「IO-Link」に対応しているため、装置への統合を容易に実現する。
筐体には軽量かつコンパクトなプラスチック製を採用し、狭いスペースへの設置に対応しつつ、高い耐振動性と耐衝撃性を備えることで過酷な環境下での耐久性を確保した。フォークリフトの姿勢監視や建設機械のアタッチメント制御、高所作業車のレベリングなどでの活用を見込んでいる。
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