最大16Aの高負荷対応、安全システム構築を簡素化するIO-Lin出力モジュール:FAニュース
ifm efectorは、IO-Linkデジタル出力モジュール「AL2637」「AL2537」を発売する。高電流アクチュエーターの分散制御を可能にし、安全システムへの適用と設備構成の簡素化を両立する。
ifm efectorは2026年5月12日、安全性と利便性を両立したIO-Linkデジタル出力モジュール「AL2637」「AL2537」を同月に発売すると発表した。標準価格は5万1800円(税別)で、年間1000個の販売を目指す。
最大16点のデジタル出力を搭載したAL2637は、出力回路を電気的に独立した2系統に分離している。そのため、装置内のゾーン分けや系統の独立化が容易になり、安全設計の工数を削減できる。
性能面では、1ポート当たり最大4A、モジュール全体で最大16Aの高負荷に対応しており、大きな電流を必要とするアクチュエーターに対しても余裕のある設計が可能だ。
安全面では、外部からの電気的影響による誤通電を防ぐ非干渉設計を採用。安全電源を遮断した際に確実なオフ状態を維持できるため、機械安全の性能基準「PL d(カテゴリー3)」に準拠した安全システムにも組み込める。また、同モジュールをロボットセルや装置の近傍に分散設置することで、制御盤からの長距離配線を減らせるため、制御盤を小型化でき、メンテナンス性も向上できる。
適用分野は、自動車、医薬、化学、食品など多岐にわたる。AL2637のほか、保護規定IP69Kに対応し、洗浄工程や衛生環境で使用可能なAL2537もラインアップした。同社は、自動化が進展する製造現場において、安全性の確保と制御盤内設備の簡素化を両立するソリューションとして、同モジュール製品を展開していく。
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