テクノロジーで隠れ熱中症を防ぐ マクニカが「AiryQonnect」新機能の詳細を公開:製造マネジメントニュース(1/2 ページ)
マクニカは、神奈川県横浜市でメディア向けの勉強会を開催し、熱中症をテクノロジーで解決するマクニカの取り組みについて説明した。熱中症対策は個人から組織での対策が重要となり、これを実現するためにはテクノロジーを活用した熱中症対策が必要だ。
マクニカは2026年7月14日、神奈川県横浜市でメディア向けの勉強会を開催し、熱中症をテクノロジーで解決するマクニカの取り組みについて説明した。
熱中症は個人から「組織」での対策が重要
日本の夏の平均気温は年々上昇を続けており、夏場の熱中症対策が必須となっている。2025年夏季(6〜8月)の日本の平均気温は平年を2.36℃上回り、1898年の統計開始以降過去最高気温を更新した。環境省が公表している「第3次気候変動影響評価報告書」によると、熱中症による死亡リスクや健康リスクが高くなっている。
この背景を踏まえて、2025年6月には改正労働安全衛生規則が施行され、労働現場で熱中症対策に関する企業の法的責任が問われるようになっている。マクニカ イノベーション戦略事業本部 ものづくりコンサルティング事業部 事業部長の米内慶太氏は「今までの熱中症対策は『個人』の取り組みという感覚が強かったが、これからは『組織』で対策をしているのかが問われる時代に変わってくる」と強調する。
熱中症の把握として、最近は暑熱環境のリスクを表す指標「WBGT(暑さ指数)」に注目が集まっている。同指標は湿度と温度に加えて、物体から放出される赤外線によって空気を介さずに伝わる輻射熱から算出する。この指標を熱中症管理ソリューションと組み合わせることで、熱中症リスクを防ぐことが可能だ。
また夏場は「隠れ熱中症リスク」にも注意が必要だ。米内氏は「激しい運動や作業を20分行い、涼しい事務所で40分休んだとしても、深部体温は下がりきらない。そして、運動や作業再開後に再び体温が急激に上がり熱中症になってしまうことがある。これは個人の感覚だけでは把握できないため、テクノロジーを活用して温度変化を検知しないといけない」と語る。
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