「WEDA」を前面に押し出すアドバンテック、エッジAIモデルの開発期間を86%削減:人工知能ニュース
アドバンテックは、「COMPUTEX TAIPEI 2026」において、同社のハードウェアを用いてエッジAIの開発から導入、運用までを統合的に管理するソリューション「WEDA」のデモを披露した。
アドバンテックは、「COMPUTEX TAIPEI 2026」(2026年6月2〜5日、台北市)において、同社のハードウェアを用いてエッジAI(人工知能)の開発から導入、運用までを統合的に管理するソリューション「WEDA(WISE-Edge Developer Architecture)」のデモを披露した。
WEDAは、クラウド上で開発したエッジAIモデルについて、さまざまな半導体メーカーのプロセッサを搭載するアドバンテックの組み込みボード/コンピュータに対して、最適な導入と運用ができるようにするためのソリューションである。組み込みボード/コンピュータにとどまらずセンサーモジュールやパートナー企業のハードウェアを用いたエッジAIの開発にも適用できるように枠組みを広げていく方針を示している。なお、アドバンテックの製品を購入すれば、WEDAが無償で提供される。
展示デモは、クラウド側に見立てたNVIDIAのGPUカード「RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q WS Edition」を搭載するAIサーバ「AIR-420」を用いて、NVIDIAの最新組み込みAIコンピュータ「Jetson Thor」ベースのエッジAIハードウェア「AIR-075」に複数のAIモデルを組み込んで動作させる内容になっている。エッジAIモデルは、3Dカメラの撮影データからリアルタイムで来場者だけを抜き出して仮想環境となるアドバンテックブース内にいるように組み込むとともに、VLM(視覚言語モデル)によって仮想のアドバンテックブース内の状態をリアルタイムで認識しながら、外部からの自然言語による指示をLLM(大規模言語モデル)で処理し積層信号灯の動作と連携させるというものになっている。
なお、このエッジAIモデルを構成する各AIモデルの実装や運用には、WEDAで中核的な役割を果たすAIエージェントプラットフォーム「NVIDIA NemoClaw」を用いている。WEDAを用いることで、エッジAIモデルの開発から実装までに掛かる時間を86%削減できたという。
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