多様化する搬送課題を「真空技術」で解決、クリーンルームの重作業も軽減:インターフェックス ジャパン
シュマルツは、医薬品/化粧品の国際展示会「インターフェックスジャパン 医薬品 化粧品 製造展」において、クリーンルーム環境での使用に最適化された真空バランサー「PalVacSprint(パルバックスプリント) Hygienic」など同社の真空技術を使ったソリューションを出展した。
シュマルツは、医薬品/化粧品の国際展示会「第28回 インターフェックスWeek 東京」(2026年5月20〜22日、幕張メッセ)の構成展の1つである「インターフェックスジャパン 医薬品 化粧品 製造展」において、クリーンルーム環境での使用に最適化された真空バランサー「PalVacSprint(パルバックスプリント) Hygienic」などを出展した。
助力装置で重筋作業を低コストで改善
PalVacSprint Hygienicは、人手による重筋作業をサポートする助力装置だ。クリーンルームなど高い清浄度が求められる環境で、最大100kgまでの袋やドラム缶、バケツなどの各種容器を搬送する。高性能なフィルターを内蔵しており、医薬品業界に求められる厳しい衛生基準に対応している。「エイジフレンドリー補助金」の対象製品にもなっている。
シュマルツ 日本法人 代表取締役社長の小野雅史氏は「従業員の高齢化、多様化も進んでいる中で、労働環境の改善を目的に導入されるケースが増えている。ロボットを使った完全自動化に比べると、コストも3分の1程度に収まるケースもある」と語る。
エアセービング機能が付いた真空グリッパー「FA-X/FA-M」も展示した。この真空グリッパーは吸い込み開始後、設定された真空圧の値まで上がると、3本あるエジェクターノズルの作動を自動的に停止してエア消費を抑える。その後、真空圧が徐々に下がり、設定された値に達すると吸い込みを再開して、設定値まで真空圧を高める。鉄板など通気性の低いワークが適しているという。
サックグリッパー「PSSG」は、パレタイジングやデパレタイジングなど大型の袋を素早く効率的に搬送するためのソリューションで、食品や医薬品向けのFDA準拠のシリコーンゴム製と、高い耐摩耗性を持つニトリルゴム製をラインアップしている。また、ロボット向けと真空バランサー向けを選択できる。
その他、軽量真空グリッパー「FQE-V」は3Dプリンタで吸着面を自由に製作可能なオーダーメイド式軽量ハンドだ。大型や特殊形状のワークに対応可能となっている。
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