安川電機が協働ロボット新モデル、最大リーチと可搬質量が大幅向上:協働ロボット
安川電機は、人協働ロボットの新モデルとして「MOTOMAN-HC35」を発売した。可搬質量を35kg、最大リーチを2030mmに拡大し、重労働作業の自動化ニーズに対応する。
安川電機は2026年5月11日、人協働ロボット「MOTOMAN-HC35」の販売を開始したと発表した。従来モデルの「MOTOMAN-HC20DTP」と比べて動作領域や可搬質量を拡大。スリムなアーム構造と軽量化した本体に加え、新型のトルクセンサーを採用することで、省スペースな設置と衝突時の高い安全性を両立している。
MOTOMAN-HC35の可搬質量は35kg、最大リーチは2030mm。従来モデルの20kg、1900mmから大幅に向上しており、手首部の許容モーメントも拡大した。パレタイジング作業では、より重量のあるワークの搬送や複数個の同時搬送、高い位置への積み付けが可能になる。ねじ締め作業においては、あらゆる動作姿勢で200Nm以上の高トルク作業に対応する。
安全性については、新開発のトルクセンサーによって衝突時の応答速度を向上させた。これにより、人との協働作業において高い作業速度を維持しつつ、衝突時の影響を最小限に抑え、生産性と安全性を高めている。また、ハンドガイド操作もスムーズで直観的な調整が可能だ。
設置性も改善しており、フットプリントは従来モデルの直径380mmから直径270mmへと小型化した。スリムなアームデザインにより、周囲との干渉を減らして狭い領域での作業ができる。
さらに、Cat6A対応のイーサネットケーブルを含むアプリケーション用ケーブルを標準でアーム内に内蔵した。手首部分まで配線されているため、ハンド部分との接続を容易にし、外部装置との干渉を防ぐ。
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